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「日下田正とエセル・メーレ」展のご案内


エセルに誘われて・・・ 日下田正とエセル・メーレ

2016年10月30日より陶芸メッセ・益子「益子陶芸美術館」にて行われている
「エセルに誘われて・・・ 日下田正とエセル・メーレ」展のご案内です。

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江戸時代寛政年間(1789-1801)から200年以上続く益子の紺屋を継いだ日下田正(1939-)は、東京で染織作家・柳悦孝(1911-2003)の内弟子として織を学んでいた時にエセル・メーレの著書『A Book on Vegetable Dyes』と出合い、この本をバイブルに染織に励んできました。

 

英国手織の母と呼ばれていたメーレ夫人が暮らしていた工芸村ディッチリングは、奇しくも1921年に益子の陶芸家であり人間国宝の濱田庄司が訪れ、メーレ夫人宅でE.B.フィッシュリー作のスリップウエアーで食事を堪能し、イギリスの伝統的なテーブルウエアーの魅力を知ったところでもあり、濱田が益子における工芸村構想を思いつく動機となった町です。

 

日下田はこのような史実を知り、ディッチリングに数回通ううちに英国との運命的な絆を強く感じるに至りました。

 
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日下田の染織は天然染料と綿素材にこだわり、半生をかけて天然藍による染めと茶色の綿花を結実するブラウン・コットンの栽培に取り組んできました。茶綿はその年の気候に影響されて色味が毎年のように変化するといわれます。綿花は栽培される土地の影響を受けて固有の性質を持って育ち、益子ならではの染織作品が生まれます。

 

「エセルに誘われて 日下田正とエセル・メーレ」展では都会の雅な織物ではなく、益子の風土を深く滲ませた日下田正の染織作品約60 点を紹介しています。

 

–益子陶芸美術館ホームページより引用・追記–

 

益子陶芸美術館では初の布物展示となった今回。
ご報告が遅れましたが、オープニングセレモニーの際に
我が益子舘の女将も訪れてきましたよ。

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中央が日下田正氏。右が大塚町長、広田議長。左が岩崎県議、法師戸副町長です。

女将曰く、「あたたかみのある中にも迫力のあるとてもよい内容。
何度か足を運びたいと思います」とのことでした。

2016年12月4日(日)には「日下田正と巡る「アーティスト・ツアー」(要観覧券)が行われます。美術館内で日下田正氏ご本人による作品解説後、美術館から徒歩5分の紺屋日下田藍染工房の工房を見学できます。一度ご覧になった作品も、ご本人の解説でより深く楽しむことができるようになるかも。詳しくは美術館にお問い合わせください。

 

【エセルに誘われて・・・ 日下田正とエセル・メーレ】展

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開催場所:益子陶芸美術館(〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町大字益子3021)
開催期間:2016年10月30日(日)-2017年1月29日(日)
休館日:月曜日(1月9日は開館)・12月25日~1月2日、1月10日
開館時間:9:30~16:00(入場15:30まで)

–詳しい内容・お問い合わせは–
益子陶芸美術館 電話:0285-72-7555
ホームページ http://mashiko-museum.jp/
入館料:大人600円・小中学校300円(20名以上の団体割引あり)
65歳以上は300円(要証明)

11月に降った珍しい雪は益子の町にも雪化粧をしていきました。
秋から冬へ、季節が移り変わるこの時期に益子の散策はいかがでしょうか?
街歩きで少し冷えた体は「益子舘」の大浴場で温めて日頃の疲れも癒してください。
里山の秋の味覚とともにお待ちしております。

益子陶芸美術館へは、「益子舘 里山リゾートホテル」よりお車で5分程度です。

投稿日:2016/11/25 カテゴリー:益子舘ニュース

12月の女将とShine’sのライブ演奏は日曜日とさせていただきます♫


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毎週土曜日恒例の女将とShine’sのライブ演奏は

忘年会シーズンの為、

12日曜日とさせていただきます♫

 

投稿日:2016/11/19 カテゴリー:Shines, 益子舘ニュース

たくさんの出逢い、益子秋の陶器市!


第98回となる益子の陶器市は毎年春と秋の2回開催され
春と秋あわせて約60万人の人出があるというとても大きな陶器市です。

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2016年11月3日(木)~7日(月)の期間に開催された益子秋の陶器市。

販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売。テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができ、それがまた楽しい。焼物だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われ、春秋あわせてなんと約60万人の人出。とても大きなイベントです。今年の秋は5日間で約21万1千人が訪れました!

毎年時期になると「出店します」「行ってきました」
「こんなものを買ってきました」という情報が流れてきて、いつも楽しみな陶器市、
今回は、開催3日目の11月5日(土)に出かけてきました。
陶器市って年配の方向けのイベントじゃないの?と思ったりしませんか?
いえいえ、全然違います!実際に訪れるとパワフルで
全ての年代の方が、陶器市楽しい!そう思ってしまうイベントです。

陶器市には、お店で見るものとはちょっと違う個性のあるもの、
温かみのあるもの、豊かな気持ちにさせてくれるもの、
そんなものに沢山出会えます。作家さんのエネルギーが溢れています。
伝統的な益子焼はもちろん、若い作家さんのシンプルでスタイリッシュな器
陶器って少し堅苦し感じというイメージもありますが、全くそんなことありません!
昔からあるものも、新しいものも、
本当に幅広い年代の方に愛されるんだろうな、そんな素敵なものばかりです。

今回は、そんなたくさんの出会いがつまった益子秋の陶器市レポートです。

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初日の11月3日は5万人以上の人出があったとのことで混雑を心配しつつ
会場についたのは9時過ぎ。会場中央近くの駐車場に車を停めて出発です。

駐車場付近で配布されている陶器市マップをチェックをしながら
「作家テント」を中心に回りました。
2016年秋の陶器市 各テント作家情報特設ページ
http://www.mashiko-db.net/toukiichi/toukiichi2016.html

作家テントは城内坂から少し路地を入ったところや
高台・陶芸メッセの付近にたくさん出ています。
それぞれ入口付近に各作家さんの作品が案内されていて
楽しみな気持ちがどんどん膨らんでいきます。

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このように椅子や台に飾られていたり、BOXを組み合わせて飾られていたり
それぞれのテントで工夫が凝らされています。

たくさんのテントが他のイベントよりもギュッとぎっしり詰まっているという印象。
とにかく奥のほうへ入って行きたくなります。

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陶器が所狭しと山積みに重ねられている中から探しだす。
「市」というと「骨董市」というかそんなイメージが湧いてきたりしませんか?
作家さんのテントでは溢れんばかりの陶器が並んでいるというより
それぞれのテントが作品の雰囲気や色合いに合わせて工夫されていて
一点一点置いてあったり、作品の魅力をより際立たせる演出をしているところが多いです。
お店で様々な作家さんの作品が並べられている中からお気に入りを見つけるのも楽しいですが
陶器市はパッと見た印象で「ここのテント好き」がわかりやすいと思うので
そういった点ではテントの数が多くても、第一印象ですっと入れて選びやすいような気がします。

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この陶器市、印象的なのは、出店されている作品が本当に幅広いこと。
益子陶器市と聞くと、伝統的な益子焼というとこういうものを思い浮かべると思うのですが
白や黒のシンプルなもの、とてもカラフルなもの、かわいいイラストが描かれたもの
小さいお子さんが喜ぶだろうな、これは熟年夫婦に似合うかも
おしゃれなカフェにありそうな雰囲気だなぁと、本当に様々な器に出会えます。

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レストランかカフェをされている方だったのでしょうか。
「実際にどんなものをどのように盛り付けるかで器の印象は変わる、
器だけ見てどんなにステキだなと思ってもそれを生かすって難しいよ」と
そんな話が聞こえてきて、なるほどなとちょっと物知り顔で感心してみたり
たくさんの人でにぎわう陶器市はとても刺激的で面白いものでした。

途中、音楽を聴いたり食事をしたりして
歩き疲れたら少し休める、おいしいものに巡り合える、それもイベントの醍醐味です。

益子滞在6時間ほど。路地裏を中心にたくさんのテントを回ったつもりでしたが
改めて地図を見てみると、歩けたのはおそらく会場全体の半分くらい。とても広い範囲にテントが点在しています。
まだまだ回りたい気持ちもありましたが、どんどん増えていくお気に入りの器にギブアップ。
ステキな出会いを逃してしまったかもと思いつつも、帰路につきました。

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若い人向けではないイメージがまだ多くある陶器市。
足を運んでみると、本当に多種多様な作品が並んでいて
食器売り場や雑貨店を見て回るより刺激的!な素敵なイベントでした。
一度にいろいろな器や陶芸作品に出会え、作家さんとも直接お話しができたり
自分の「好き」をみつける宝探し的要素もある。
ちょっとお祭り気分もある陶器市に20万人もの人が集まるのも納得です。

こんな陶器市ですが、一日で見て回れるのは、全体の半分がいいところ。
半分を見て回るにしても急ぎ足。そんなイベントです。
陶器市にお出かけの際はぜひ時間に余裕を持って回れるように早めの出発を。
今回の陶器市は5日間でしたが、次回の春の陶器市は9日間ありますので、
期間中2度3度4度と足を運ぶのもいいかもしれません。
毎回訪れる度に必ずある素敵な出会い。すでに春の陶器市が待ち遠しいです。

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次回、第99回益子春の陶器市は2017年4月29日(土)~5月7日(日)の予定。
GWのこの時期、陶芸の町益子でたくさんの出逢いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

1日では回り切れないほど盛りだくさんの陶器市を楽しむ益子の旅には
益子の湯宿「益子舘 里山リゾートホテル」をどうぞ。

「益子舘 里山リゾートホテル」では
里山の恵みを丁寧に仕上げたお料理と、大きな大浴場と滝の見える露天風呂(露天風呂は現在改装中)、
益子の町が大好きなスタッフによる心からのおもてなしで陶芸の町益子に訪れるみなさまをお迎えしております。
陶器市期間中はホテルから会場付近まで送迎サービスも行っております。
朝早くから、帰りの時間を気にせずにゆっくり陶器市を楽しみ、
夜は里山の恵みを生かしたお食事とあたたかな温泉で心と体を癒す。
「もう一度見てみたいな」と気になるところ、1日目に行かれなかった場所には
ぜひ翌日お帰りの前にもう一度。ゆっくりまわるとまた新しい出会いもあるかもしれません。
(期間中は混雑いたします。ご希望の方はお早めにお問合せください。)

「陶器市」の詳しい情報はこちらでご覧いただけます。

益子町観光協会Facebook
https://www.facebook.com/mashiko.kankou/

益子町観光協会ホームページ
http://www.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/index.shtml

※おまけメモ
益子舘から会場付近までは期間中送迎サービスがあります。
会場内は土日祝のみ1回100円の巡回バスがありますのでそちらを利用すれば
車がなくても少し離れた会場まで足を延ばすことができます。

購入された陶器の配送は益子舘フロントでも承ります。
たくさん購入しても帰りは身軽に里山を楽しんでお帰りください。

たくさん購入される予定がある場合は大きめのリュックや小さなキャリーバッグがあると良さそうです。
タオルをたくさん詰めて割れるのを防ぐという常連さんもいるようです。

ほとんどが現金でのお支払い。カードは使えなことが多いのでご注意を!

お車でお越しの方、わたしが利用した有料駐車場は一日500円でした。

投稿日:2016/11/14 カテゴリー:こんなとこましこ

ミツバチ雑貨店


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益子舘ギャラリーのミツバチ雑貨店では

商品の入れ換えが済み、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

11月のテーマは“クリスマス”です!!

 

投稿日:2016/11/02 カテゴリー:WAKU, 益子舘ニュース

秋の陶器市無料シャトルバスのご案内


陶器市会場までの無料シャトルバスのご案内

秋の陶器市期間 11月3日(木)~11月7日(月)

益子舘では、ホテルと城内坂交差点(エネオスガソリンスタンド)を結ぶ
便利なシャトルバスを運行いたします。


是非ご利用いただき、秋の陶器市を満喫して下さい!

※なお、最終日の7日は午前の便までの運行となります。

 bus

【ホテル発】4便を運行
 9:00 10:00 15:00 16:00

【ホテルへのお帰り(エネオススタンド発)】5便を運行
 9:10 10:10 15:10 16:10 17:00

お帰りのバスはガソリンスタンド内の空いているスペースで待機しております。

交通事情により多少ずれることがございますのでご了承くださいませ。

 

投稿日:2016/11/02 カテゴリー:益子舘ニュース

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