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益子舘ニュース

第102回益子秋の陶器市


第102回益子秋の陶器市が開催されました。

年に2回、陶芸の町益子が大きな賑わいを見せる陶器市。今回で102回目となる益子秋の陶器市が11月2日から5日までの4日間にわたり開催されました。
今回も4日間で18万5千人という多くの方が益子の町を訪れ、紅葉の始まる里山の風景を背景にたくさんの「お気に入り」と出会う4日間となりました。


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春と秋の年二回行われる益子の陶器市は1966年(昭和41年)秋に、益子町17の窯元の当時20代から30代の若者が集まり企画され始まりました。初めはなかなか集客できずにいた陶器市も昭和48年ごろから徐々に来客数が増え、今では春秋合わせて60万人もの人出で賑わう大きなイベントとなりました。そのイベントも、益子のたくさんの人の力、そして全国から訪れるたくさんの方の力で、昨年の秋100回目を迎えました。
益子の陶器市は、販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品やアクセサリーまで販売され、テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができます。陶器だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われる、益子の魅力がぎっしり詰まったとても大きなイベントです。


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秋晴れのいいお天気で始まった今回の陶器市。初日は平日にもかかわらず朝早くからたくさんのお客様で賑わっていました。

開催を楽しみにしている方も多く皆さん初日からお目当ての作家さんのテントに向かうので、11時過ぎにはもうほぼ完売のところもある盛況ぶり。「もう一枚セットで欲しいんだけど」というお客様に「先ほど売れてしまって」と告げる作家さんの声も聞こえてきます。

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陶器市は会場も広く1日ですべてを見るのは難しいくらいたくさんのテントが並びます。「あとで買おう」と思っても戻ってくるころには売れてしまっていたり、たどり着けなかったりということもあるので、「これ欲しいな」に出会ったときの瞬発力は大事です。とはいえ、見ているとあれもこれも欲しくなってしまうので、実際に買おうと思う時は「今回はこういう器が欲しいな」をしっかりイメージしておくと探しやすいですよ。陶器市の前に食器棚を見渡してそろそろこういう器が欲しいなぁと考える時間も、陶器市を楽しむ時間になりますね。

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近年の陶器市は、伝統的な益子焼はもちろんのこと、若い作家さんのテントも多くなり、装飾の少ないシンプルなものや可愛らしい絵柄のもの、カラフルなもの、器のほかにもアクセサリーなども並び、来場者も老若男女問わず幅広い層で賑わっています。

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この陶器市、全会場歩いてまわれる距離内ではありますが、500の作家さんとそれに集まるたくさんのお客様のエネルギーに圧倒されとても一日ではまわり切れません。とてもいいお天気だったので、屋台で食べ物を買って城内坂の真ん中にある階段で一息つく姿や、益子メッセ・遺跡広場の芝生で休む人の姿も見られました。会場付近にはレストランやカフェもたくさんありますので、休憩をはさみつつゆっくりじっくり、気になるところを回るのがオススメ。余裕があれば何日間かに分けて会場をまわるのがいいですよ。

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以前の陶器市で益子の大塚町長がお話されていましたが、益子の陶器市は「必ず自分好みの陶器に出会える陶器市」。伝統的な益子焼はもちろん、可愛らしいものから斬新なもの、シンプルなものやカラフルなもの、実にさまざまな陶器が並んでいます。器そのものの美しさはもちろんのこと、その器でどんな人とどんなお料理や飲み物でどんな時間を過ごしたいか、そんな風景が目の前に見えたらきっとそれが「あなたにぴったりの器」です。そんなお気に入りと出会いに益子に足を運んでみてください。次回の陶器市は来春の予定です。

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【第102回 益子春の陶器市】
2018年11月2日(金)~11月5日(月)
開催場所:益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)
開催時間:9:00~17:00

お問合せは陶器市実行委員会(益子町観光協会)TEL.0285(70)1120まで
http://www.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/index.shtml

投稿日:2018/11/06 カテゴリー:こんなとこましこ

益子のコスモス祭り


今年も益子のコスモス祭りがはじまりました!

今年も10月6日(土)から21日(日)まで益子町生田目地区にて、ましこ花のまちづくり実行委員会による「コスモス祭り」が開催されています。このコスモス祭りも今回で10回目。今年も東京ドーム約2個分となる11ヘクタールという広大なコスモス畑が広がっています。

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今回足を運んだのは開催2日目となる10月7日(日)。実はまだ2~3分咲きです。開催にむけて順調に9月下旬には開花を始めていたコスモスでしたが、9月末の台風の影響で風によって倒され、それまで咲いていた花も飛ばされてしまったとのことでした。

002 一面に広がるコスモス畑。満開が楽しみです。

しかしコスモスの生命力は強く、倒れた中からまたまっすぐと上を向いて伸びてきており、つぼみもまだまだたくさんありました。スタッフの方のお話だと、見ごろまであと1~2週間とのこと。会期終盤には一面に広がるピンクのコスモス畑になりそうです。

004 【去年のコスモス畑】

ちなみに去年も開催2日目に行きましたが、3~4部咲きでこのような姿でした。満開のコスモス畑はきっとピンクの絨毯みたいに鮮やかで美しいのでしょうね。

今回も去年と同様に500円ではさみを借りることができ、自由に花を摘み取ることができました。(はさみ返却時に500円は返金されます)コスモス畑の中を歩きながら、みなさん気に入った花を見つけては思い思いに摘み取って持ち帰っていました。

会場では、益子の農産物の直売や、やきそばなどの軽食、ジュースなどの飲み物も買うことがきます。休憩スペースもありますので、歩き疲れたら、コスモス畑の真ん中で食事をしながら休憩してもいいですね。高い空がとっても気持ちいいのでオススメです。

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ましこ花のまちづくり事業として行われている8月の「ひまわり祭り」と10月の「コスモス祭り」。
「町を一年中花で包まれた美しいまちにすることで、益子に住む誰もが心豊かな生活を送り、また、益子に訪れる方を笑顔でおもてなしできるようにするための事業を行っています。」という通り、今年もスタッフの方もお客様もたくさんの笑顔であふれていました。
「コスモス祭りに合わせて見ごろを迎えるようにしっかり育ててたんだけどね」と、管理されている方はちょっと残念そうでしたが、コスモスの見ごろはまだまだこれから。ぜひ期間中に足を運んでみてください。


コスモス祭り会場からすぐの「道の駅ましこ」ももうすぐ2周年。
10月13日(土)・14日(日)には益益益子大感謝祭(ますますましこだいかんしゃさい)が行われるそうです。詳細は公式ホームページやfacebookで更新されるそうなのでぜひチェックしてお出かけください。


◆ましこ 花のまちづくり のホームページで開催情報や開花情報がご覧いただけます。
2018年は10月6日(土)~21日(日)開催
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page002097.html

◆開花情報はこちらで確認していただけます。お出かけの前にご確認ください。
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page002098.html

◆会場案内はこちらから(益子町生田目地区)
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page000386.html

◆お車でお越しの場合
・北関東自動車道真岡インターチェンジから国道294号または121号経由で約20分
・北関東自動車道桜川筑西インターチェンジから県道つくば益子線経由で約20分
・東北自動車道宇都宮インターチェンジから国道123号経由で約60分
・常磐自動車道水戸インターチェンジから国道123号経由で約60分

◆ましこ花のまちづくり実行員会
TEL: 0285-72-3101

◆道の駅ましこ ホームページ
http://m-mashiko.com/

◆おかげさまで2周年 -益益益子大感謝祭-紹介ページ
http://m-mashiko.com/event/1000/

この日は風は強かったですが気持ちの良い晴天で、道の駅ましこからレンタルサイクルでコスモス畑を訪れているかたもいらっしゃいました。里山の風を感じながら散策するにはとても良い季節です。秋の陶器市の前に、季節の移ろいを感じにぜひ益子の町を歩いてみてください。きっとリフレッシュできると思います!

投稿日:2018/10/10 カテゴリー:こんなとこましこ

3年に一度の益子「土祭(ヒジサイ)」


益子を知る 3年に一度の土祭(ヒジサイ)開催

3年に一度、益子の町で行われる「土祭(ヒジサイ)」。2015年に続き4回目の土祭が9月15日(土)から30日(日)まで16日間にわたり開催されています。
今回のテーマは「土と益子 -この土地で共に生きる-」です。


「益子の風土、先人の知恵に感謝し、この町で暮らす幸せと意味をわかち合い、未来につなぐ。」という土祭には「何」があるのか、今回は2日目となる16日に益子の町を歩いてきました。

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2009年に開催された第一回目の土祭は、2005年に作られた「ましこ再生計画」に基づいて企画されたものでした。「窯業と農業の町として、足元の土を<命を循環させるすべての原点>として捉え直し、感謝をし、そこから新しい暮らしのあり方を見出していこう」という主題のもと大塚町長をはじめ町職員と町民との協働の体制により企画運営されました。そして今回は4回目。益子町の土、風土、先人の知恵に感謝する祭りである土祭において、全ての源である「土」に比重をおくことと、町民全員が益子町という土地に関わりをもって共に生きていることを土祭を通して再確認するために、土祭2018のテーマは「土と益子 -この土地で共に生きる-」となったということです。土祭では町内各所の「ツボ」と言える会場にアート作品を展示し、来場者にとっては町内の隠れた観光資源の再発見・再認識の機会となっています。会場選定を通し、地域の歴史や文化、資源を掘り起こし「益子ならではの文化」を問い続けながら開催されている企画です。
(参考:土祭ホームページ・ガイドブック)

益子町の各地で今まで益子地区の土舞台・土祭広場で行われていた土祭も今回は田野地区にある道の駅ましこや七井地区の真岡鐵道七井駅周辺など益子町全体で繰り広げられ、各地で様々なワークショップや展示、トークイベントなどのプロジェクトが行われています。

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開催初日となる15日は益子で予定されていた「夕焼けバー」も開催中止となるあいにくの空模様でしたが、16日の日中は残っていた夏がもう一度顔を出したような蒸し暑さのある日となりました。益子の町も日傘をさしたり帽子をかぶったりタオルを片手に歩いている人も。

まずは城内坂の一角にある総合案内所に立ち寄り「ガイドブック」を購入。このガイドブックはパスポートにもなっており、受付スタッフがいる展示やイベントへの参加にはこのガイドブックが必要となります。(「手仕事村」や「夕焼けバー」、「食プロジェクト」、および関連企画は、パスポートのご提示なしでお楽しみいただけます。)土祭を楽しむならば、このガイドブックはぜひ持っておきたいもの。各地区ごとに分かれたマップにはアート展示や地域プロジェクトのほかに駐車場やお手洗いガソリンスタンドなどの情報も掲載されています。またガイドブックには開催場所日程ごとのプログラム一覧や各アート展示についての紹介ページもあり作家の思いをより深く感じとることができます。

今回はこのガイドブックを頼りに春・秋に行われる益子の陶器市でもなじみのある城内坂を中心にアート作品を鑑賞しながら散策してきました。

005 【VASE-空を抱える象もしくは器- 藤原彩人】

アート展示を目当てに各所を歩いていると、普段この町の風景を見ているようで「見ていない」ということに気づかされます。見慣れた風景の中に「アート作品」という非日常があるだけでその場の空気が、そして見方が変わります。そんな「普段の益子」という空間は、「こんな場所があったんだ」「なんだか懐かしいかんじがするなぁ」といった感覚とともに、より生き生きと作品自身を輝かせているような感じがします。

006 【そにどりの森 古川潤】

そんな空間で見るアート作品は、美術館でアートを鑑賞するのとは少し感覚が違います。「これは何を表現しているのだろう?」とか「アートって難しい」なんていう思考はストップし、ただ「おもしろいな」「美しいな」「ドキドキするな」なんていう感覚が身体を走りました。そういった感覚は「正解」ではないかもしれませんが、「アート」に対する敷居がとても低くなり「ただその場所を空気を楽しめた」という感じがするのです。

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【生成変容するかたち 生井亮司】

益子をよく知っている方にとっては、何か「新しい発見」があるのが土祭なのかもしれません。普段見慣れた風景の中に何か新しいものを発見したり、新しい何かを感じたり、もしくは新しい自分に出会うかもしれません。もちろん、益子にあまりなじみの無い方でも土祭は楽しめます。益子を知らない方にとっては、アート作品を通して見る益子の風景が、日常とは離れ心を癒してくれるかもしれませんし、何か懐かしさをおぼえるかもしれません。きっと何かしらの「発見」がそこにはあります。

004 【益子在住24年というKINTAさんの作品「益子の土による益子の心象風景」】
益子の最東、最西、最南、最北の土で益子の心象風景を描いた作品。とても力強くそして優しかったです。

今回は3連休2回を含む今回の土祭。土日祝を中心にトークショーやコンサート、ワークショップや様々なプロジェクトが各地区で行われています。土人形作りなど子供も楽しめるワークショップもあり、何より子供たちが走り回れる大きな自然があります。益子と言う土地をきっかけにアートを楽しむ、アートをきっかけに益子を知る、そのどちらがきっかけだったとしても新しい益子を発見する素敵な10数日間になると思います。

002 【Remember the Future douglas black】

ガイドブックにはスタンプラリーの台紙もついているのですが、一日でまわるのはなかなか大変。全部まわると2018年限定商品が頂けるとのことなのですが、あと数か所を残して一日が終わってしまいました。
スタンプのイラストは、それぞれの会場にちなんだモチーフで消しゴム版画で1つ1つ手作りされたもの。益子町山本の「WORKSHOP770の田村香織さん作」だそうです。
かわいい絵柄のスタンプを集めながらゆっくりじっくり何度も足を運んで益子と言う土地を楽しんでみたいですね。


さてこの日は穏やかな夕焼け空に見守られながら、前日には中止となってしまった「夕焼けバー」が開催されました。この日は一日限定で各町の山車が会場前に並び、月の出る夕焼け空に彩りを加え輝いていました。会場は早くから賑わい、たくさんの方が料理やお酒を楽しみながら夕暮れ時をにこやかに楽しんでいました。
夕焼けバーの特徴は「益子の陶器」でお料理を楽しめるところ。会場にはテーブルやベンチがセットされキャンドルが灯され、暮れ行く夕焼けと月明りの下でゆっくりとおしゃべりしながら時を過ごすことができます。この日はちょうど上弦の月となる1日前でほぼ半分となったお月さまが空高く輝きとてもきれいでした。土祭の初回となる2009年に作られた土舞台では各町のお囃子会の演奏が行われ会場を盛り上げていました。土地のものを土地の器で頂くってとても贅沢ですね。欲張って色々なものを食べましたがどれもとても美味しかったです。


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「夕焼けバー」は益子地区では16日と同じ土舞台・土祭広場にて9月30日(日)に、田野地区では道の駅ましこにて9月23日(日)に、七井地区では真岡鐵道七井駅前にて29日(土)に開催されます。毎週「夕焼けバー」が楽しめるのはこの土祭期間だけかもしれません。次の満月は25日。24日は「中秋の名月」です。23日の夕焼けバーでは満月に近い大きな丸いお月さまに照らされながら楽しい時間を過ごせそうですね。

「土祭をきっかけに益子地区の再発見の旅に、出かけてみませんか?」とガイドブックに土祭の副実行委員長・益子地区委員会リーダーの大塚一弘さんが書かれてていますが、もしあなたが陶器市などで益子に慣れ親しんでいるとしても、まだまだ新しい発見があるのがこの「土祭」です。アート展示を見に行くために歩いた道すがら鮮やかな色のキノコやクワガタにであったり、普段は通り過ぎていたお店やギャラリーに入るきっかけになったり、道に咲く彼岸花の赤が美しかったり、稲穂が首を垂れる田園風景に目を奪われたり...。16日の「夕焼けバー」で土祭実行委員会実行委員長でもある大塚朋之益子町町長も「アートもすばらしいけれども益子の自然も素晴らしいなと思いました」とおしゃっていました。その言葉通り、アートをきっかけに益子の自然や風土を改めて楽しむことができるのが「土祭」です。そしてそれは何か「新しい」というよりは「もともとそこにあったもの」であると感じるところが、伝統と新しいものが融合する益子ならではなのだと思います。過ごしやすいこの季節に、ぜひハイキング気分で益子の町を歩いてみてください。

 

【土祭(ヒジサイ)2018】
会期:2018年9月15日(土)~9月30日(日)・10月7日(日)
場所:栃木県益子町
公式ウェブサイト|http://hijisai.jp
公式Facebookページ|https://www.facebook.com/mashikohijisai
公式Twitter|https://twitter.com/hijisai
公式Instagram|https://www.instagram.com/hijisai/
お問い合わせ|土祭実行委員会事務局(益子町観光商工課内)
TEL:0285-72-8873 平日8:30-17:15


いつもは何の気なしに通り過ぎてしまうような場所でも作品があることで「何でもない」や「見慣れた」風景にはいつもと違う空気が流れ込み、いつもとは「違う何か」を体験する。今回アート作品を見て回る中で「見ているつもりでも見えていない」とか「なんでもない」中にこそ「何かがある」ということを感じました。
普段何気なく歩いている場所や知っていると思っている場所の中にも新しい発見がある。そんな発見を楽しみながら日々を過ごしていきたいですね。

じっくりゆっくり益子で過ごす旅もおすすめ。ご宿泊はぜひ益子舘里山リゾートホテルへ。

投稿日:2018/09/21 カテゴリー:こんなとこましこ

「益子ひまわり祭り」&「益子夜市」


益子では今年も、東京ドーム約2個分にあたる約10ヘクタールの大きさを誇る「ひまわり祭り」が8月19日(日)まで行われます。

写真は初日となる11日(土)の様子。
綺麗に咲いている花とまだ開きかけの花とが入り混じる状況ではありましたが目に入る黄色の印象はとても強く「夏」を感じるエネルギーにあふれていました。
ひまわりを見ると元気が出ますよね。


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もちろんSNS映えするフォトスポットもあります。
ご家族やカップルでにぎわっていたのは「ブランコ」。看板を目印にひまわり畑に入って行くと3方向をひまわりに囲まれた二人乗りのブランコがあり実際に座って写真が撮れます。また「ミニ展望台」はひまわりの花から少しだけ頭が出る高さになっているので近くでひまわりを楽しめ、大きな展望台とはまた違う印象のひまわり畑を楽しむことができます。まるでひまわりの海に浮かんでいるような感覚です。
#益子ひまわり祭りで検索すると素敵な写真がたくさん出てきます。撮る時の参考にもなるのでぜひチェックしてみてください。

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大人の背丈くらいの大きなひまわりたちはもちろんのこと、背丈が低く色が淡い「セーラームーン」や繊細な印象をうける「モネのひまわり」など、今年もいろいろなひまわりが楽しめます。少し涼しくなってきましたので気持ちの良い風に吹かれながら会場をまわるのもいいですね。とても広いのでスニーカーなどを履いて行かれることをおススメします。帽子や飲み物も忘れずに!

ひまわり摘み取り可能エリアもあり、イベント中の土日は摘み取り用のはさみの貸し出しも行われています。太陽をたくさん浴びた元気なひまわりを家でも楽しめるのがいいですね。自分の顔よりも大きなひまわりを持ち帰る子供たちはひまわりに負けないくらい太陽に向かってニコニコとしていましたよ。

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ひまわり祭りのホームページにも毎日写真が更新されていますが、ひまわりも今年の熱い太陽に照らされてどんどん開花し見ごろを迎えているようですよ。最終日にあたる土日には地元の農産物の販売も行われます。ひまわり畑全体を見渡せる展望台が楽しめるのもこのひまわり祭りの期間中だけ。この週末は暑さもすこし落ち着くようなので「道の駅ましこ」から里山の風を感じながらの散策もよいかもしれません。

同じ県内の野木町「ひまわりフェスティバル」、上三川町「かみのかわサンフラワー祭り」との連携事業で、各町のイベント会場でスタンプを集めると抽選で素敵な賞品がもらえるサンサンスタンプラリーが行われています。「かみのかわサンフラワー祭り」は今月24日(金)~26日(日)の開催です。スタンプ2個以上で益子焼など素敵な賞品が当たる抽選に応募できますので、夏休みのおわりに益子と上三川のひまわりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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さて、8月の益子と言えばヨルノマシコモマタタノシの「益子夜市」。
この夜市も今回で6回目を迎え、8月の益子の定番のイベントとして楽しみにしているかたも多いのでは?
夜のイベントとあって、春と秋に開催される「益子の陶器市」とはまた違う印象の益子を楽しめるこのイベント「益子夜市」。会場は陶器のお店が並ぶ城内坂です。
4か所に設置されたステージから聞こえてくる音楽と所狭しと並ぶ屋台で作られる美味しい食事とアルコールで、まるで町全体がひとつのBARになってしまったようなそんなイベントです。

今年は直前に真っ黒な雨雲が広がり雨が降り「夜市音楽祭」オープニングに鳴り響くおなじみの「天人疾風の会」の太鼓や子供たちが楽しむマシコットボウリングなどは中止となりましたが、18:30ごろには雨も止み城内坂もいよいよ活気づき、もうすでに人気店には行列ができ始め、お酒片手にほろ酔いで散策する姿も見られました。

濡れた道路に裸足で出て踊るフラダンスのステージや、益子出身でとちぎ未来大使も務める綾(りょう)さんがボーカルを務めるi-nos(アイノス)のライブが始まり城内坂もどんどんと盛り上がっていきました。

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益子夜市では毎年「夜市RADIO」として夜市限定のミニラジオ局が開局され、今年も益子出身のフリーアナウンサーの野澤朋代さんがDJを務めていました。
このラジオ、知らなかった益子の情報なども聞けて面白いんです。
今回は「食レポ」コーナーで益子ならではの味「そぼろパン」が紹介されていましたね。
そぼろパンとは、昔、益子町の学校給食で人気だった甘いパンのこと。ふわっふわのパンの上にはメロンパンの記事のクランブルがそぼろの用にぽろぽろと乗っていて、それが「そぼろ」という名前の由来のよう。益子の方には懐かしい味のようです。そぼろパンから話が進み、これも益子ならでは、益子ではこういうけれど他の地域の人には通じなかった、など色んな益子オリジナルの話で盛り上がっていました。

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ビールやから揚げ、焼きそばなどはもちろんですが、益子夜市ではカクテルやワイン・日本酒や石窯ピザや牛すじのワイン煮などといったBARやカフェのようなメニューも盛りだくさん。美味しい料理やお酒は楽しいおしゃべりを誘いみなさんとても楽しそう。子供たちも楽しそうに音楽を聴いたり、かき氷を頬張ったり楽しんでいました。城内坂にはどんどん人が増えて盛り上がりを増していきます。浴衣のお客様には先着プレゼントもあり、浴衣姿もたくさん見られました。20時頃に一度ザーッと雨が降りましたが、幸運なことにそれ以外は雨も降らず、今年も大盛況の益子夜市でした。

20時半が過ぎおなじみのジュベナッツの演奏が始まり、太鼓のリズムとともに城内坂をパレードし始めると各所で盛り上がりは最高潮に達し、熱い夜がだんだんと更けていきました。

この日は同じ県内の宇都宮では「2018宇都宮花火大会」が行われる予定でしたが悪天候のため翌日に順延となりました。益子夜市の公式Facebookにも「楽しみにしているけれど開催されますか?」という書き込みが数件入るくらい心配した方も多かったようですが奇跡的になんとか天候も持ちこたえ開催され、たくさんの人出で賑わい盛り上がりました。これも準備をされた益子町の皆さんや楽しみにしていたお客様の熱意が伝わったからだと思います。とても暑い日だったのであの雨も「すこし涼しくするね」という天からの計らいだったのかもしれませんね。


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「益子夜市」は春・秋は陶器市で盛り上がる益子の「夏」を何とかしたい、夕方には人もまばらになる益子の「夜」をなんとかしたいという益子の方たちの思いから始まったイベントだそう。そんな益子の「益子夜市」は年々、心地よい音楽や美味しいお酒やお食事でたくさんの人が楽しむイベントとしてこの地に定着してきているような感じがします。パワフルな演奏や威勢の良い屋台の声ももちろんあるのですが、全体的に和やかで和気あいあい、落ち着いた雰囲気もある不思議な空間。ぜひ次回は遊びに来て感じてみてください。

せっかくなら宿泊の予定を入れて、お酒を飲みながらゆっくりのんびり楽しんでくださいね。
益子舘では毎年、送迎付きの「益子夜市プラン」もあるので、ぜひチェックしてみてください。

 

【ひまわり祭り】
2018年は8月11日(金)~19日(日)開催
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page002082.html

開花情報はこちらで確認していただけます。
お出かけの前にご確認ください。
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page002083.html

会場案内はこちらから(益子町上山地区)
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page000385.html

お車でお越しの場合
・北関東自動車道真岡インターチェンジから国道294号または121号経由で約20分
・北関東自動車道桜川筑西インターチェンジから県道つくば益子線経由で約20分
・東北自動車道宇都宮インターチェンジから国道123号経由で約60分
・常磐自動車道水戸インターチェンジから国道123号経由で約60分

ナビでのアクセス
・和の家(なごみのいえ)
住所:栃木県芳賀郡益子町大字上山125-2
TEL:0285-72-8899

【益子夜市(ましこよいち)】
2018年8月11日(土・祝)at益子町城内坂
主催:益子夜市実行委員会
益子夜市Facebook:https://www.facebook.com/mashikoyoichi/

-交通-
電車:真岡鐵道益子駅から徒歩20分
バス:宇都宮駅西口バス乗り場から東野バス益子行きで「陶芸メッセ入り口」または
「城内坂」下車
車:北関東自動車道桜川筑西ICから約20分または真岡IC25分
高速バス:秋葉原から高速バス関東やきものライナーで約2時間30分「陶芸メッセ入
口」下車徒歩約5分(片道運賃2000円、往復2枚チケット3500円)

主催:益子夜市実行委員会
お問い合わせ:益子町観光協会0285-70-1120

投稿日:2018/08/17 カテゴリー:こんなとこましこ

益子の夏祭り「益子祇園祭」


今年も7月23日~25日の3日間、益子の夏を彩る「益子祇園祭」が行われ、益子の町が夏の暑さをも超える熱気に包まれました。

祇園祭は、1705年頃疫病が流行し人々は命を失い作物は害虫にあったため、天王信仰により祭りを行い怨霊や疫病を沈めたことに始まると祭りとのこと。益子では毎年同じ日程、7月23日~25日に行われています。現在は5町会が毎年当番制で、当番町には御仮屋が設けられ神社より神輿の渡御が行われます。今年は梅雨明けが早く、暑い日も続いていたので気分はすでに「夏!」といった感じでしたが、益子の祇園祭は伝統を感じさせると同時に「夏が来た!」と感じされてくれる熱気あふれるお祭りです。

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益子祇園祭は23日「出御祭」から始まります。神様が御神輿で御仮屋まで移動します。子供たちの神輿も続きました。この日、埼玉県熊谷市で41.1度を観測し、過去最高記録を5年ぶりに更新しました。ここ益子でも猛烈な暑さの中ではありましたが、厳かに祭りの始まりが告げられました。

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23日夜には今年で14回目を数える「手筒花火」の打ち上げが行われました。

手筒花火は、徳川家康生誕の地・三河地方を起源とするもので、徳川家康が天下統一の後17世紀初めに花火を打ち上げたのが始まりとされています。地元有志で構成される「下野手筒会」は、東三河地方で継承されてきた手筒という伝統文化を、家康が眠る下野の地で後世に伝えることを目的として結成されました。陶芸の町益子は、昔から火とともに暮らしてきた地域です。この手筒花火は、火の神が宿るこの地で古くから続く祇園祭を盛り上げるため、平成17年から祇園祭で打ち上げが始まりました。

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開幕の挨拶では、益子町の大塚町長の「益子の祇園祭は曜日は関係ありません!」というお話から笑いがおこり、また祭りを盛り上げる当番町である新町の副頭からは、日中の準備では履いている足袋の底が溶けるほどの暑さだったという話もありました。皆さんの言葉からは、氏子地区5町会(新町・田町・道祖土・城内・内町)をはじめ益子町の皆さんが益子の夏を盛り上げよう!という気合いや意気込みが感じられ、この日を含む3日間がとても楽しみに感じられます。

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開幕の挨拶の後は、益子町のイベントでおなじみの天人疾風の会による和太鼓の力強い演奏、笛の音が鳴り響く五人衆のパフォーマンスが太陽が沈み月が輝き始める会場を盛り上げました。

そしていよいよ、花火の始まり。打ち上げ花火が空を彩り会場の皆さんから「うわー」という声があがり、続いてメインイベントである下野手筒会による「手筒花火」の打ち上げが行われました。鹿島神社の御神火を種火として、長さ約80センチ、直径約20センチの筒に火が入るとそこからは8mにも達するという火柱があがり、会場からは歓声があがりました。火の粉が降る中、微動だにせず筒を持ち立つ姿はとても勇ましく凛々しく気持ちの良いものです。最後に「はね」と呼ばれる爆発が起こり大きな音が響き渡ると、会場の声はより大きくなりそして拍手が起こりました。2~3人ずつ全9クール、合間には太鼓の音が響き渡り会場を盛り上げます。最後には片手で持つ小型の手筒花火「羊羹」の打ち上げが行われ益子の夏を彩る手筒花火が幕を閉じました。

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打ち上げ後の手筒は、暗闇に潜む悪霊(疫病、災害)に炎の光を照らし追い払う「魔除け」、その筒に2度と火が入らないことから災厄が家屋へ浸入するのを防ぐ「厄除け」、また過酷な火の中をくぐり抜けた証と鮮やかに火が上昇する「商売繁盛」を願いを家の軒先に置くとよいそうで、手筒グッズコーナーで思わず小さな「羊羹」を手に入れてしまいました。

続く24日には、江戸時代から伝わる、町指定の民俗文化財である「御神酒頂戴式」が行われました。この儀式は当番町の受け渡しの儀式となるもので、今年の当番町である新町の約30人が2杯を飲み干し、来年の当番町となる田町の10名が3杯を飲み干します。大杯に注がれるのは1年365日になぞられた3升6合5勺(約6.5リットル)の大杯に注がれた熱燗で、それを飲み干すことにより五穀豊穣や無病息災などを祈願します。

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杯に手にすることが出来るのは最後の一人だけ。他の人は頭と頭を突き合わせ口を寄せて燗酒を飲んでいきます。神妙な面持ちですが、実は応援の声が上がったり和やかな雰囲気でもあるんです。すべてが飲み干されれ杯が掲げられると大きな拍手が起こり、当番町の引継ぎが終わります。

関東三大奇祭のひとつに数えられると言われるこの「御神酒頂戴式」は、益子の町で受け継がれるこの祭りや伝統を感じる儀式です。なんとも言えないおもしろさのある儀式なのでぜひ一度は実際に見ていただきたいです。

最終日25日は午前中に還御祭が、夜には御上覧が行われ「益子祇園祭」を締めくくります。

午前中の「還御祭」は今年の当番町である新町の御仮屋で行われ、その後各町の屋台と花馬が鹿島神社まで運行されました。この日も益子駅前や城内坂を各地区の屋台が動き回りお囃子が鳴り響きます。

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御上覧が始まるのは夜の10時過ぎ。各町の屋台が一同に会します。御上覧は鹿島神社の前で拍子木に先導された屋台が3回前後に往復し、そして屋台を傾け勢いよく回ります。それを各地区の屋台が順番に行い、屋台の神前奉納の儀がとりおこなわれました。

お囃子の音が鳴り響きく中、拍子木の音に合わせ前後に動く屋台の姿は、動きはとても静的ですが緊張感があります。その雰囲気に圧倒され観客も固唾を飲んでその様子を見守っていました。そこからにわかにお囃子の音が賑やかになり緊張感が高まったかと思うと、大きな屋台を斜めに傾け回り始め、そのエネルギーを周りに見せつけているかのようでした。各町ごとに特徴のある屋台が美しく、お囃子の音色や雰囲気も少しずつ違い見入ってしまいます。

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益子は伝統と新しいものの融合で新しい文化を作っている町。平成17年から始まった「手筒花火」と江戸時代からつづく「祇園祭」は見事に新しい益子の文化を作っています。この夏の祭りは、子供からお年寄りまで多くの世代の益子の人に愛され守られ、そしてしっかりと受け継がれていくのだと、たくさんの笑顔を見ながら感じたそんな「夏祭り」でした。「益子を盛り上げたい」「伝統を受け継いでいく」「守っていく」、そんな声が多く聞かれた3日間、そんな熱い「益子の夏」を、ぜひあなたも来年は体験してみてください。

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-益子祇園祭-
【日程】7月23日~25日 毎年同期間開催
【場所】益子町内
【電車】真岡鐵道益子駅から徒歩10分
JR宇都宮駅から東野バス益子行きで「鹿島神社前」下車
【車】北関東自動車道桜川筑西ICから約20分
または真岡ICから約25分
【高速バス】秋葉原から高速バス関東やきものライナーで約2時間30分
【お問合せ】
鹿島神社 TEL:0285-701120
http://www.kashimajinja.com/
益子町観光協会TEL:0285-70-1120

2018年益子祇園祭の情報はこちら
http://blog.mashiko-kankou.org/staff/?p=13720

投稿日:2018/07/26 カテゴリー:こんなとこましこ