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益子の地酒『外池酒造店』


冬の空気が濃くなってきた12月。冬ならではのレジャーも楽しみだけれど、ちょっと籠って大切な人との温かな時間を過ごすのもいいな。そこに美味しいお料理とお酒があったらなお最高!という方もいるのでは?冬は忘年会や新年会でお酒を飲む機会も増えますよね。今回は、そんな機会の多いこの季節にオススメの益子のお酒をご紹介します。

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益子焼で有名な益子に、この土地のお酒「地酒」があることをご存知ですか?
それは、益子唯一の酒蔵「外池酒造店(とのいけしゅぞうてん)」で作られています。益子に来たことのある方なら聞いたことがあるのではないでしょうか。この「外池酒造店」さんのお酒、なんと今年の関東信越6県の酒蔵を対象とした鑑評会「第88回 関東信越国税局酒類鑑評会」の「吟醸酒の部」において、「燦爛 大吟醸」が栄誉ある「最優秀賞(首席)」を受賞。さらに「純米吟醸酒の部」では「燦爛 純米大吟醸」が、また、「純米酒の部」では「望 bo: 生もと 純米」が、それぞれ「優秀賞」を受賞ました。とってもすごい酒蔵さんなのです。

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(6代目杜氏小野誠さん(左)と店長の宮田諭さん(右))

今回は今年のお酒の仕込みも始まり忙しい冬を迎えられた「外池酒造店」さんに行ってきました。
1937年に益子の地で創業した「外池酒造店」さんには、この日も県外からのバスツアーの方が酒蔵の見学に訪れていました。陶器だけではない「益子の魅力」を伝えたいという思いから「益子の観光地」としても力を入れている外池酒造店。毎年数万人の観光客が訪れます。売店はもちろんのこと、見学コースやお酒の仕込み水で入れたコーヒーや酒粕を使った「酒粕てら(さけかすてら)」などのスイーツが楽しめるカフェも併設されていて、益子を訪れたら一度は足を運んでみたい場所です。

バスツアーの一行がまず楽しんでいたのは、見学コース。
蔵人さんが「外池酒造店」の歴史やこれまでのお話などをしながら酒造りの工程を案内してくれます。この日のお客様はノリがよく、蔵人さんとテンポよく掛け合いをしながら大爆笑。涙を流しながら笑っている方もいました。かと思えば、酒造りの歴史や方法を聞きながら深くうなずかせるような場面も。躍動するエンターテインメントのようで、お客様も魅了されていました。蔵人さんがこんな素敵な笑顔でいろんなお話をしてくれます。この方に会いに行くだけでも楽しい気分になっちゃいますよ!そんな風に楽しみながら、蔵の中で使われている大きなタンクや樽などを実際に見たり酒造りの工程や歴史も知ることが出来る見学コース。見学した後には試飲させていただけるのですが、説明を聞いたあとだとなんだか味も深く味わえるような感じがします。「知って」から飲むお酒は一味も二味も違ってなんだか深みが増したような気がします。

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お酒造りと言えば「杜氏」さん。親方的存在というとわかりやすいでしょうか。杜氏というと「おじいさん」をイメージしてしまいそうですが…「外池酒造店」さんの6代目杜氏を務める小野誠さんは現在37歳。
高校卒業後からお酒の仕事に携わり、37歳にして人生の半分をお酒とともに歩んでいる方です。お酒を飲めない10代、瓶のラベル張りから始まり、「米と水でどうしてお酒が出来るんだろう」という興味から「酒造り」にどんどんのめりこんでいったそうです。先代の杜氏のもと仕事を学び、杜氏を引き継ぎ、この若さで南部杜氏、さらには下野杜氏の資格を持っておれらます。

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6代目杜氏の小野誠さんにお話を伺いました。
小野さんのお話の中で印象に残ったのは「お酒造りは子育てと同じ」ということでした。
酒蔵の中にある大きなタンクの中で発酵しながら生きている醪(もろみ)。その姿はまるで赤ちゃんのようです。「樽の中の状態を見ながら、醪の状態にに合わせてガスを抜いたり温度を調節したりと手をかけていく。それはあやして寝させてあげたり、背中をトントンとしてゲップを出させてあげるのと同じようなこと。」とおっしゃる小野さん。ご自身にもお子さんがいるとのことで、お酒造りと子育てを重ねてお話くださいました。今回は特別に蔵の中も見学させていただきました。入った瞬間からふわーっとお酒の香りがする静かな蔵の中は、とても静謐で、それでいて何だか静かな熱気を感じる場所でした。小野さんをはじめ酒造りのために集まった杜氏さんたちが真剣にお酒造りに向き合っているその熱気と、生きているお酒のエネルギーにあふれているようでした。

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低温で発酵させる日本酒は、7度から11度くらいの間というわずかな温度の範囲内で育てていくというから、その作業はとても繊細なもの。気温の変化や醪の状態を見ながら3日かけてやっと1度変化させていくような細やかさが必要です。タンクの周りに流す冷水のバルブをちょっとでも開けすぎてしまって思う温度変化にならなかったら、それだけで樽の中の醪はバランスを崩してしまうそうです。仕込みのこの時期は、休みなく樽の中の状態を確認する毎日が続くそうです。4月まで気が抜けない作業を行い、手塩にかけた美味しいお酒ができあがるのですね。

そんな手間暇かけて作られたお酒。たくさん種類があってわからないなという方がまず楽しむためにはどうしたらいいですか?と伺ってみました。小野さんがおっしゃったのは「まずは地元のお酒から楽しんでみたらいいと思いますよ」ということ。その土地で生まれたものをそこで味わうというのは、その土地全体からエネルギーを頂くという感じがしますよね。土地のものを活かし、その地で最高のものを作っている人たちがいる。ご自身がそうであり、そしてそれを知っているからこその「地元のお酒から」という言葉なのだろうなと思いました。まずは地元のお酒から。次は何かのご縁で訪れたその土地のお酒を楽しんでみる。「お酒を知る」と「その土地を知る」は同義で、そうすることでより深く知ることが出来るのだと思います。そうやってだんだんと世界を広げながらお酒を楽しめると面白いですね。お酒選びに迷ったらぜひ「その土地のもの」を選ぶきっかけにしてみてください。

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「水と米でどうしてお酒が出来るんだろう」という興味からのめりこんだ小野さんのお酒造りは19年目を迎え、今は杜氏として責任のある立場にいらっしゃいます。「いいお酒をつくる」「伝統を守る」という責任感や重みを感じられていて、そこに面白さや怖さ、喜びを感じているとのことです。「益子は陶器で有名な町だけれど『益子には燦爛(さんらん)といういいお酒がある』と言ってもらえるようになりたい」と力強くおっしゃっていました。「20歳になって初めて飲むお酒が地元で金賞を受賞したお酒だったら嬉しくないですか?」とおっしゃる小野さんの目は、まだまだ先を見据えているようで、外池酒造店さんのこれからもますます楽しみです。

さて、外池酒造店さんを訪れたら見学コースの次に売店に立ち寄ってみましょう。
店長の宮田諭さんにオススメを伺いながらお店の中も見せていただきました。まず入ると金賞を受賞した「燦爛 大吟醸」が出迎えてくれます。そして新酒も並んでいます。昔は蔵人しか飲めなかったしぼりたてのお酒は、この時期(1月くらいまでだそうです)にしか味わえないもので、新酒ならではのフルーティーで荒々しさが味わえます。通常のお酒は加熱処理をして酵母の働きをとめるそうなのですが、この時期の新酒は加熱せずフィルターも通さないので味わいが違うそうです。

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店長の宮田諭さんのオススメは辛口の「燦爛 郷のめぐみ 純米吟醸生原酒」。宮田さん曰く「後味もあまり残らないとても飲みやすいお酒」なのだそうですが、周りの方に勧めると「玄人好みの味」と言われてしまうとか。辛口でこのお酒は18度で度数が高めなのでどっしり来るお酒とのことです。日本酒好きの方はこちらがオススメです。
奥には併設しているカフェ「湧(わく)」があります。こちらには利き酒セットもありますのでぜひ試してみてください。新酒には新酒の、熟成されたものにはその旨さの違いがあるんですね。飲み比べるまで実感としてよくわかっていませんでしたが実際に試してみると、ワインのようにフルーティーに香るもの、香りはそこまでは感じられないけれど口に含み深く香るものなど素人目にも感じる違いがありました。お酒の説明書きを読んだだけではわからないことも、実際のお酒を香り味わってみると「感じる」ものがあります。わからないことはスタッフの方に聞くと色々と教えてくださいますし、ちょっと気軽な気持ちで試してみると「お酒ってこんなに違うの」と、世界が広がりますよ。

お酒は飲めない!という方でもご心配なく。ギャラリーカフェ「湧(わく)」では、お酒の仕込み水で入れたコーヒーや酒粕をつかった「酒粕てら」などのスイーツを楽しむことができます。また酒造りの工程を紹介したVTRが流れていたり、お酒を美味しくいただく益子焼の器などもありますので、どなたでも楽しめます。

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また、お酒以外のおみやげ物も充実しています。
特に女性が注目したいのは日本酒を使った化粧品です!その名も「蔵元美人」。
日本酒はお肌にいいとか、お米と麹を扱う杜氏さんや蔵人さんの手はしっとりとつやつやしているというのを聞いたことはありませんか?そんな酒蔵ならではの、お米やお酒を使った化粧品が販売されています。化粧水から石鹸から始まり、ハンドクリーム、オールインワンタイプの乳液や美容オイルなど一通りの基礎化粧品がそろってしまいます。今人気があるのはAmazonの美容液部門で売り上げ第一位になったこともある「コメ油」。こちらはお酒造りに使うお米の米ぬかから微量にとれる油だけを原料に使った無添加の化粧用オイルです。香りはほとんどなく、オイルと言ってもべとつかず軽すぎず重すぎない使い心地です。化粧水に少し混ぜて使うのがオススメの使い方とのことです。個人的に取材から数日試してみましたが、化粧水の前のブースターとして使うとしっとり感が続く感じ、手先や踵など乾燥のひどい部分にはそのまま塗っても大丈夫そう。とてもしっとりとするけれど重くなく使いやすいです。(筆者の個人的な感想です。)お米の油以外の原料が使われていないので、小さなお子さんのいるお母さんでも安心ですね。

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「蔵元美人」はコメ油以外の化粧品も植物由来の成分を使っていて化学成分が使われていないとのことで敏感肌の方にもオススメとのことです。若い方に人気なのは、日本で最大の生産を誇る栃木県産苺「とちおとめ」(いちご果実水)を配合した「とちおとめはんどくりーむ」だとか。ほんのりとお酒の香りがする「杜氏さんの手のヒミツ」と書かれた「蔵元美人なめらかハンドクリーム」とはまた違い、甘酸っぱいイチゴの香りがほんのりのするこのクリームは特に女性におすすめ。ビタミンCたっぷりのいちご成分が美肌効果を高めてくれます。他にも化粧水や乳液、洗顔料なども外池酒造店さんの売店にはそろっています。日本酒のような瓶に入っていたり、米を思わせる白い地に筆文字で描かれた文字は大人の女性にも喜ばれそうなデザイン。大切な方へのお土産品としても喜ばれるおしゃれなパッケージのデザインです。

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昔は米どころで米を作り終えた杜氏さんが蔵人を引き連れて酒造りにやってくるという方法が主だった酒造り。杜氏の世界でも高齢化が進んだことや、冬でも働く場所が出来るなどの技術的な進歩などもあり酒造りの状況はどんどんと変わってきています。酒造りの方法についても情報化社会のなかで広く知られるようになり、また研究者の手で科学的にも説明がなされるようになってきました。数値だけで言えばだれでもお酒が造れる時代です。そんな中で外池酒造店さんは手作りという伝統を守りつつ、若い杜氏やスタッフさんの力を信じ、そして選ばれた人たちはそれぞれの責任をのびのびとそして真剣に全うしている。これは、古くからの伝統を重んじながらも積極的に若い力を取り入れ新しい文化を作っていく益子の地らしさなのだと思います。「僕はすべてをできないから、出来る人がきちんとやってくれたらいい」と外池社長はおっしゃっていました。委ね任せる。任されたものはそれに真剣に取り組み結果を出す。伝統と若い力の融合で、ますます面白くなる外池酒造店のこれからが見逃せません。

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今回「外池酒造店」さんにお伺いして一番感じたのは、みなさんこの益子という土地で誇りをもってお酒を造られていること。そしてそのお酒を大切に愛しているんだなということでした。そして「いいお酒」を造りたいという思いと同時に、それを囲んで人の輪が広がり笑顔が広がって欲しいと願っているということ。「人と人とのふれあいの中に、そこに美味しい益子の「燦爛」があったら最高ですよ」という外池社長の言葉には、益子という地を大切にしながらお酒と人を愛する熱い思いが感じられました。

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代表取締役の外池茂樹さんは益子町観光協会の会長もされています。
今回はお忙しいところありがとうございました!

 

益子の酒蔵「外池酒造」
株式会社外池酒造店
栃木県芳賀郡益子町大字塙333番地1
電話 0285-72-0001 Fax 0285-72-0003
ホームページ http://tonoike.jp/

益子のお酒「燦爛」は益子舘でもお楽しみいただけます。夕食時にご用意がありますので、ぜひ丁寧に調理した益子の食材とともにお楽しみください。益子での大切な方との思い出が忘れられないものになると思います。気に入ったお酒は、ぜひ外池酒造店さんで。見学コースを楽しみ、お酒や酒蔵のことを知ると、ご自宅でもまた違った味わいかたが出来ると思います!

投稿日:2017/12/13 カテゴリー:こんなとこましこ

カフェマップ「まし子さんとめぐるましこのCafe」


カフェマップ「まし子さんとめぐるましこのCafe」ができました!

陶芸で知られる益子の地。今年100回目を迎えた益子の陶器市も大盛況のもと終了し、空気も秋から冬色にだんだんと変わっていきます。益子の各所では紅葉が見ごろとなり、益子にたくさんある文化財をめぐりながらの紅葉狩りや、雨巻山のトレッキングなど、この季節ならではの楽しみ方ができますよ。

秋を感じながら益子の散策を楽しんだ後はカフェでほっと一息、その日見た景色や感じたことを、ゆっくりと味わってみてはいかがでしょうか。

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そんな時には「まし子さんとめぐるましこのCafe」を参考にしてみて下さい。“まし子さん”とは益子町観光協会の広報担当「益子のまし子」さん。FacebookやInstagramで益子の魅力を配信しています。今回発行されたカフェマップはそのまし子さんが益子のカフェを案内してくれる女性目線で作られたカフェ案内地図なのです。

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「まし子さんとめぐるましこのCafe」マップには、益子地区はもちろん、周辺の塙エリア・七井エリア・田野エリア・大羽エリアまで、全部で45店ものカフェが掲載されています。女性目線で作られたというこのマップには、お子様連れでも安心のカフェ、ペットOKのカフェなどお店の情報もアイコンで表示されていて一目でわかります。さらに「おすすめメニュー」も紹介されていてとっても便利。「ましこのcafe めぐって楽しむスタンプラリー」も楽しめるようになっていて、期間中5つのスタンプを集めると「カフェマップオリジナルマスキングテープ」がもらえます(無くなり次第終了)。開催期間は来年2018年6月末までとなっていますので、これから秋、冬、春と季節とともに表情を変える益子を楽しみながら、カフェをめぐってスタンプを集めてみてはいかがでしょうか?

さて今回は、せっかく手にしたこのマップを手に、カフェマップ29番掲載の
「ほっとるーむ けやき」さんにお伺いしてきました。

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「ほっとるーむ けやき」は益子焼を扱うお店が立ち並ぶ城内坂の真ん中に位置するカフェ。築120年というノスタルジックな雰囲気の店内は、町歩きの余韻にゆっくりと浸ったり物思いに更けてみたりしたくなる優しい空気で出迎えてくれます。

メニューは、お味噌やバジルなど、こだわりの食材を使ったピザやパスタなどのお食事メニューの他、地元のゆずやいちごをふんだんに使ったデザートやドリンクなどもりだくさん。今回はお店オススメのメニューの中から「海老とポテトのジェノベーゼ」「麹味噌のピザ」、さらに店内に入ると必ず気になる?「水出しコーヒー」と「柚子のチーズケーキ」「スコーン」と、たっぷりいただいてきました。

「ほっとるーむ けやき」さんはこだわりの素材を丁寧に手作りされてお料理やデザート、さらにはドリンクまで自家製ということです。

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この「海老とポテトのジェノベーゼ」のバジルソースは、契約している農家さんが作ったバジルやチーズ、ナッツを使って丁寧に仕込まれたバジルソースを使っているそうですよ。今年はバジルが豊作だったそうで、沢山の新鮮なバジルでバジルソースを毎日毎日仕込んでいたそうです。もう、生の葉っぱを食べられる季節は終わってしまいましたが、旬の時期に沢山作られたギュッとうまみの詰まったジェノバソースがパスタに絡んでとってもおいしかったです。豊作の時のものってとっても美味しいですよね。ぜひ味わってみてください。

ピザの中で一番人気なのはこちら「麹味噌のピザ」。味噌とチーズってどんなお味?なんて思って躊躇していたら勿体ない。この麹味噌もお店のこだわりの麹味噌で「特製けやきパスタ」にも使われているのですが、ピザに使われているものには益子さんの青唐辛子を使ったピリッと甘辛のお味噌。これがふんだんに使われたキノコとチーズとよく合います。ピザ生地は厚いタイプなのですが、このアマピリ辛が後引くお味で、一枚ペロッと食べてしまいました。

ここまででお腹も気持ちも満足ですが、デザートはやっぱり楽しみなもの。ここでも地元の素材をふんだんに使ったデザートを選びましたよ。人気No.1という「柚子のチーズケーキ」と、実はとってもオススメという「スコーン」のふたつ。コーヒーは水出しコーヒーをホットでいただきました。

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この柚子やいちごもジェノバソースと同じように、その時期にお店で丁寧に仕込まれたものを使っています。これからの時期は黄色くなった柚子を毎日毎日、果汁と果肉と皮とわたとというように分け、ジャムにしたりケーキやドリンク用に仕込むそうです。もちろんいちごも同じ。県内のいちごを使って大量に仕込むそうです。そんなこの地の味が一度に楽しめるのがこの「スコーン」。柚子が練りこまれたスコーンとイチゴが練りこまれたスコーンがひとつずつ、それぞれのジャムが添えられています。柚子のスコーンには柚子ジャムを、いちごのスコーンにはいちごジャムをつけて食べるのがオススメ。ジャムなしでもほんのり甘くておいしいのですが、ジャムをつけるとそれぞれの味がググッと強くなって美味しいです。柚子のチーズケーキも柚子の酸味と香りがふわっと鼻に抜ける優しいお味。とっても上質なチーズケーキです。

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今回いただいた水出しコーヒーですが、店内に入ると目を引くのが水出し用の装置。なんだか大きな理科の実験器具みたいなもの。この装置でゆっくりゆっくり8~10時間をかけて抽出されるそうです。水出しコーヒーは酸味がまろやかで深い味がしました。(コーヒー好きの人だったらもっと深い表現をしてもらえるんだろうな、なんて思いますが、うまく表現できず残念!)

そして、陶器のお店「やまに大塚」グループのカフェだけあって、お料理やドリンクは益子焼の器に盛りつけられているんです。この陶器は「やまに」のお店で扱っているものを使っているそうですよ。土の温もりを感じられる陶器たち、一度使ってみると自分の生活にも取り入れやすいかもしれません。そんな機会にもなると思います。

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陶器のお店が並ぶ城内坂の真ん中、ちょっと足をとめて気軽に入れる「ほっとるーむ けやき」さんでほっと一息、益子の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。今の季節は道路を隔てた反対側に真っ赤な紅葉が、春には桜が咲くそうです。お店の奥にはワンちゃんOKのテラス席もあり、こちらも人気。これからは少し寒くなってしまいますが、ひんやりした空気を感じながら温かいドリンクでほっと一息つくのもいいですね。この土地の焼き物でこの土地の食材をふんだんに使ったお料理やデザートを味わう。「ほっとるーむ けやき」さんは、いろいろなところにこだわりの見える、それでいてとっても優しいカフェでした。

お話をお伺いした「ほっとるーむ けやき」の大塚さん、ありがとうございました。

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まだまだ他にも44件のカフェが紹介されている「まし子さんとめぐるましこのCafé」。このマップは、JRグループが来春、栃木県を舞台に進める大型観光PR「デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせて作られたました。JRキャンペーン担当者の「益子には驚くほどカフェが多い」という声からこのマップが作られたそうで、実際に益子には今回紹介した「ほっとるーむ けやき」さんのほかにも、益子ならではのこだわりを持ったカフェがたくさんあります。益子町観光協会の広報担当「益子のまし子」さんの女性目線を活かした優しさあふれる作りになっている「まし子さんとめぐるましこのCafe」。このマップは益子舘里山リゾートはもちろん、益子駅内の益子町観光協会や各店舗にて配布されていますので、益子にお出かけの際にはぜひお手に取って町歩きをお楽しみください。

 

「ほっとるーむ けやき」
住所 〒321-4218栃木県芳賀郡益子町城内坂89
TEL 0285-72-9889
ホームページ http://www.yamani-otsuka.co.jp/keyaki/
営業時間 平日10:30~17:00 土日祝日10:30~17:30

「まし子さんとめぐるましこのCafe」お問合せ先
益子町観光商工課 TEL0285-72-8846
益子町観光協会 TEL0285-70-1120

 

町歩きや散策のあとカフェでのんびりした後は、旬のものをふんだんに使った優しいお味のお料理と温かな温泉でゆっくりとおくつろぎください。益子舘里山リゾートでは皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

投稿日:2017/11/17 カテゴリー:こんなとこましこ

第100回を迎えた益子秋の陶器市は11月6日まで!


第100回を迎えた益子秋の陶器市は11月6日まで!

年に2回、益子の町が人であふれてしまうくらい賑わう陶器市が11月2日より開催されています。スタートから良いお天気に恵まれ、初日は平日にもかかわらず約45,000人、2日目は三連休初日とあって約56,000人というたくさんの人出がありました。今年最後の3連休に益子の町で運命の器との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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益子の陶器市は1966年(昭和41年)秋に、益子町17の窯元の当時20代から30代の若者が集まり企画され始まりました。初めはなかなか集客できずにいた陶器市も昭和48年ごろから徐々に来客数が増え、今では春秋合わせて60万人もの人出で賑わう大きなイベントとなりました。そのイベントも、益子のたくさんの人の力、そして全国から訪れるたくさんの方の力で、何と今回「100回目」を迎えられることとなりました。益子の陶器市は、販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売され、テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができます。陶器だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われる、益子の魅力がぎっしり詰まったとても大きなイベントです。

今回の陶器市は、なんと100回目を数える記念の陶器市。初日には「第100回益子陶器市記念セレモニー」も行われました。

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セレモニーは益子で活躍する「天人疾風の会」の威勢の良い太鼓の演奏から始まり、益子町観光協会外池会長が「多くの方に支えられて100回を迎えた陶器市、これからも皆さまのお力をお借りして200回へと続けたい」とあいさつされました。「晴れ男(!?)」の益子町大塚朋之町長も「ぜひぜひ200回、300回と続くよう、みなさんに愛してもらえれば」と50年前から現在まで続く陶器市を支えてきた先人たちへの感謝とともにお話されました。100回ってすごいですよね。年に2回、それを50回続ける、大きなイベントにしていくって、本当にたくさんの人の力が必要です。作るひとも買うひとも、本当にたくさんの人が作ってきた「益子の陶器市」って一つの文化なのだなと思いました。益子舘女将も益子町観光協会副会長としてセレモニーの司会をさせていただきましたよ。

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この日は益子町在住の高校生タレント井上咲楽(いのうえさくら)さんの益子町宣伝部長委嘱状交付式も行われました。今年の春に放送された益子を取り上げたテレビ東京の「アド街ック天国」に出演した井上咲楽さん。「宣伝部長のお話があるんじゃないの?」なんていう放送を見た益子町が、本当にそれを叶えてしまおうと依頼し、快く引き受けてくださったとのことです。咲楽さんは益子焼に合わせて「マグカップ」をイメージしたヘアスタイルで登場。衣装はモノづくりの町益子町在住だけあって、手作りでつくられたとのことでした。咲楽さんは「ひとつひとつのお店に細かいこだわりがあり、みなさんが気合いをいれて臨んでいるイベントなので、これからも長く続いて欲しい。私も大好きな益子町を盛り上げていけるように頑張っていきたい」と可愛らしい笑顔で挨拶していました。

セレモニーでは益子の陶器市100回記念の記念切手や手ぬぐいなど、記念グッズの発表や、あっという間に整理券が終了してしまった100回記念品である益子焼の配布などもあり、携わる人たちの喜びと感謝の気持ちがあふれる時間となりました。益子町には「益子焼を使おう」という条例も出来ました。これからもたくさんの人が益子の焼き物に触れ、たのしんでくれるといいですね。

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セレモニーが進む会場の周りでは、例年と同じようにお気に入りを求めて歩くたくさんのお客様の姿がありました。お目当ての作家さんがいる人は、朝早くから真っ先のそのテントへ直行。整理券が配られているテントやお客様の長い列が出来ている姿などが見られ、あぁ、今年も陶器市が始まったなぁとなんだか感慨深くなってみたりして。私はまだまだ経験値が少ないですが、何回か足を運ぶと、「このあたりにはあの作家さんがいる」とか、「前回もここで見たな」とか、「あそこはいつもたくさんの人が並んでいるな」とか、陶器市の姿が見えてきます。作家さんのテントは、区画は同じでも場所が移動していることもあり、ひとつのテントを目指して行ったとしてもその途中で次々と新しい出会いがあったりしますし、去年と同じところにあるテントはなんだか「ただいま」感があったりします。去年と好みが変わっている自分と出会えたり、そんな内なる発見もあるのです。今回も訪れてみて、何度でも陶器市に訪れたいとたくさんの人が思うのは、馴染んでくる安心感と新しい発見が共存するイベントだからなのかなと感じました。

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陶器市の良いところは、伝統的な益子焼から、シックでおしゃれな陶器、可愛らしものなどなど、たくさんの陶器と出会えるところ。セレモニーのあいさつでもありましたが、500ものお店が並ぶので、必ず自分好みの一品に出会えます。違う作家さんの器同士でも、自分好みのものを合わせていくと自分だけの世界観が出来上がっていくので面白いですよ。SNSで検索してみると、自分が手にした器を素敵にアレンジして使っている人の写真がみられたり、色々と参考になります。そんな楽しみ方も今の時代ならではかもしれませんね。

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そして作家さんとのおしゃべりも、陶器市での楽しみ。何おしゃべりしたらいいんだろうって思っちゃう方は、まずは使い方を聞いてみるとか、全然関係ないお天気の話からはじめてみるとか。そんな小さな会話からどんどんインスピレーションが湧いて、目の前の器にいろいろな世界を感じられるかも。直感で選んだその器に自分だけのストーリーが生まれ、ますます愛着が湧いてくるはずです。
今回の取材の折りに私もいくつかお気に入りを見つけてしまいましたが、使うたびに作家さんご夫婦とのお話を思い出してほっこりしそうです。そんなエピソードも器に入れて持ち帰れるところが、陶器市のよいところかもしれません。

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開催3日目の本日11月4日は100回記念のスピンアウト企画として「100回陶器市 夜の催し」として17時頃から20時頃城内坂近辺の各店が特別に延長営業するそうです。ちょうど今日は満月。雲が多くなってきてしまいましたが、綺麗な月夜になるかもしれない、夜の陶器市を楽しんでみてはいかがでしょうか?夜は冷え込むかもしれませんので上着も忘れずに!
そしてまだまだ明日、明後日と陶器市は6日(月)まで続きます。毎日使う、生活に密着した器。もしかしたら暮らしをガラッと変えちゃう素敵な器にであえるかもしれませんよ。私は新しく手にしたお茶碗で、新米を美味しくいただきたいと思います!

 

2017年11月2日(木)~6日(月)
益子町町内(城内坂・サヤド地区中心)
お問合せは陶器市実行委員会(益子町観光協会)TEL.0285(70)1120まで。

益子町観光協会ホームぺージ
http://www.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/index.shtml

投稿日:2017/11/04 カテゴリー:こんなとこましこ

第9回益子町の「コスモス祭り」開催


今年も10月8日(土)から22日(日)まで益子町生田目地区にて、ましこ花のまちづくり実行員会による「コスモス祭り」が開催されています。このコスモス祭りも9回目。今年も東京ドーム約3個分となる13ヘクタールという広大なコスモス畑が広がっています。

今回行ってきたのは2日目となる10月8日。晴れ間の見える曇り空でしたが、3連休の中日、4分咲きのコスモスを家族連れやカップルなどたくさんの方が見に来ていました。愛犬と一緒にお散歩したり写真を撮っている人もいましたよ。秋の澄んだ空と、秋のピンク色。つい最近、ひまわりを見に来たと思いましたが、季節が巡っていくのを感じます。

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この日は天気予報で「絶好の行楽日和」というくらい良いお天気でしたが、それまでのお天気の影響で会場の駐車場は利用できず、臨時駐車場からメイン会場まで歩いて行きました。といっても、臨時駐車場付近からすでにコスモス畑は広がっていて、気持ちの良いお天気の下、ゆっくりとコスモスを見ながら散策することができます。一帯が一面ピンクに見えたのですが、近くに寄るとまだまだつぼみがたくさん。満開になったらもっとピンクになるんですね。10月22日まで開催されているので、まだまだ楽しめるチャンスがありそうです。

今回も去年と同様に500円ではさみを借りることができ、自由に花を摘み取ることができました。(はさみ返却時に500円は返金されます)コスモス畑の中を歩きながら、みなさん気に入った花を見つけては思い思いに摘み取って持ち帰っていましたよ。

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会場では、益子の農産物の直売やうどん・やきそばなどの軽食、ジュースなどの飲み物も買うことがきます。休憩スペースもありますので、歩き疲れたら、コスモス畑の真ん中で食事をしながら休憩してもいいですね。

ましこ花のまちづくり事業として行われている8月の「ひまわり祭り」と10月の「コスモス祭り」。「町を一年中花で包まれた美しいまちにすることで、益子に住む誰もが心豊かな生活を送り、また、益子に訪れる方を笑顔でおもてなしできるようにするための事業を行っています。」という通り、今年もスタッフの方もお客様もたくさんの笑顔であふれていました。まだまだお花も楽しめそうですので、ぜひ期間中に足を運んでみてください。

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コスモス祭りの会場からすぐの「道の駅ましこ」も間もなく一周年
10月7日から「道の駅ましこ1周年感謝祭」が行われています。15日(日)には1周年記念イベントが開催され、益子の美味しいお店が集まる「ましこの市」や「ましこソウルフード」を紹介したり、手作りの町・手仕事の町「益子」ならではの「ものづくりワークショップ」も行われます。益子町出身Jリーガーや益子ゆかりの演者たちが集まる「ましこの演奏会」もありますので、コスモス祭りと合わせてぜひお楽しみください。


 

◆ましこ 花のまちづくり のホームページで開催情報や開花情報がご覧いただけます。
2017年は10月7日(土)~22日(日)開催
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/dir000395.html

◆開花情報はこちらで確認していただけます。お出かけの前にご確認ください。
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page001927.html

◆会場案内はこちらから(益子町生田目地区)
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page000386.html

◆お車でお越しの場合
・北関東自動車道真岡インターチェンジから国道294号または121号経由で約20分
・北関東自動車道桜川筑西インターチェンジから県道つくば益子線経由で約20分
・東北自動車道宇都宮インターチェンジから国道123号経由で約60分
・常磐自動車道水戸インターチェンジから国道123号経由で約60分

◆ましこ花のまちづくり実行員会
TEL: 0285-72-3101

◆道の駅ましこ 1周年感謝祭
http://m-mashiko.com/event/%EF%BC%91%E5%91%A8%E5%B9%B4%E6%84%9F%E8%AC%9D%E7%
A5%AD%EF%BC%86%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E9%96%8B%E5%82%AC/

フェア期間|10月7日(土)~10月15日(日)
感謝祭|10月15日(土)
問い合わせ|0285-72-5530(道の駅ましこ)

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自然を愛でながらのお散歩やハイキングがとても気持ちの良い季節になりました。
「コスモス祭り」や「道の駅ましこ」への拠点は是非益子舘をご利用下さい。
益子舘からは車で約10分。レンタカーもご利用いただけます。

投稿日:2017/10/11 カテゴリー:こんなとこましこ

1日だけの「前・土祭」が開催!


1日だけの「前・土祭」が開催!

2009年から始まった益子の土祭(ヒジサイ)。
3年に一度行われるこの「土祭」。次の開催は来年2018年を予定していますが、その前年にあたる今年2017年、益子・田野・七井の3地区でそれぞれ1日だけ「前・土祭」と称したお祭りが開催
その第一日目が土祭の舞台となる益子で行われました。


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土祭とは、2005年に作られた「ましこ再生計画」にもとづいて企画されました。総合プロデューサー故・馬場浩史さんによる「窯業と農業の町として、足元の土を<命を循環させるすべての原点>として捉え直し、感謝をし、そこから新しい暮らしのあり方を見出していこう」という主題のもと、2009年9月に第一回土祭が開催されました。古代の土や泥の呼び方のひとつ「ヒジ・ヒヂ」を用いて「土祭(ヒジサイ)」という名前が生まれたとのことです。開催は「新月」から「満月」まで。月の満ち欠けをもとに祭事や農業を行い暮らしを営んだ時代の、人々の知恵と暮らしの豊かさにもう一度思いをはせるために、この期間での開催になりました。(土祭 http://hijisai.jp/より)
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会場では来年行われる「土祭」本番に向けての準備がここでも始まります。子供たち対象で行われたワークショップ、実は来年秋の「土祭」本番を彩る大事な大事な作品なのです。そんな「土人形作り」と「土祭旗」を作るワークショップを体験してきましたよ。

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こちらは「土人形作り」
2009年に行われた初回の土祭から毎回作られている土人形は土祭のひとつのシンボルです。用意された板状の土を筒に巻き付け自立するようにくっつけていきます。砂遊びの砂とも、おもちゃのカラフルな粘土とも違う「土」の感触。ひんやりとしながらもなんだか温かい土の粘土にみんな夢中です。お腹の部分に「益子」のスタンプを押して、顔を書きます。「福」が来るような可愛い、やさしいお顔を描いてねーと言われ、みんな思い思いの顔を描いていました。この土人形は焼き上げられ、来年行われる「土祭」の時に飾られるそうです。いまのところ、一か所にまとめて飾られるのか、数か所に分かれるのかなどの詳細は決まっていないそうなのですが、自分が作った土人形、土祭が終わったあと頂けるそうです。作ったお子さんは絶対に探しに行かなくちゃ!来年の土祭本番の楽しみが出来ましたね!


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続いてこちらは泥染めで作る「土旗」作り
用意された布に色の違う土で絵を描いていきます。土が重なったところは最初に塗った色が出るということで、まずは絵を描いて、そしてその後は全面塗ってしまいます。それを少し乾かして水洗いすると、ほら、個性豊かな旗がたくさん出来上がりました。この日は夕焼けバーの屋台のところに飾られていたこの「土旗」。この旗も「土祭」という文字が描かれ、来年の土祭で使用されるそうです。これも各所回って自分で描いたものを探さなくちゃ!


このように、益子の「前・土祭」のワークショップでは、来年の「土祭」が楽しみになる陶芸の町「益子」ならではの体験がたくさんありました。土人形はどんなふうに焼きあがるのかな?土旗はどんなふうに飾られるのかな?自分が作ったの、わかるかな?子供の成長は早いですから、1年後に随分と懐かしく思うのかもしれません。来年の「土祭」本番、どんなことを感じられるのかとても楽しみです。

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秋晴れの気持ちの良いお天気の中、15時を過ぎると「前・土祭」の会場はだんだんと大人の雰囲気に変わっていきます。ステージは内町お囃子会の演奏から始まり、14時までは「土祭市場」としてパンやお菓子・地元のお野菜などを販売していたお店も「夕焼けバー」に交代。アルコールやお食事などのお店が集まり、会場にもろうそくの火が灯ります。暗くなるにつれてどんどん人も増えて賑わってきました。綺麗な夕焼けの中、会場全体が本当におしゃれなBarのように上質な雰囲気を醸し出します。

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この夕焼けバー、器は使い捨ての食器ではなく「益子焼」の器たち。使い捨ての器はこんな時は便利だけれど、でも実際に陶器の器を手にすると感覚が全然違います。食事や飲み物を楽しみながら、ゆっくり話そうか。そんな感じがするのです。全体で大きな一つのお店のような雰囲気が漂います。地域のお囃子や太々神楽、太鼓の音を聞きながら、ろうそくの明かりで美味しい食事を楽しむ。土地に受け継がれる文化や土地のものを愛で感謝しながら過ごす。今回味わったのはそんな「前・土祭」でした。この日は上弦の月から二日経った少し膨らんだ月。新月から満月という期間で行われる来秋の「土祭」ではどんな月が見られるのかと、とても楽しみです。

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この「前・土祭」。最後、3日目は10月14日(土)に七井地区(真岡鐡道七井駅前)で行われます。
会場に展示する「とうろうづくり」や益子でも体験した「光る泥団子づくり」のワークショップのほか、伝統芸能や子供たちの演奏、さらには夕焼けバーも行われます。


「光る泥団子づくり」のワークショップはこの地ならではの泥団子をつくるワークショップ。団子作りには益子地区で産出した灰白色の「新原土」や産出量が少なく貴重とされる薄ピンク色の「桜土」、七井地区の「黄土」などを使用。この地区ならではの「土」に触れることができます。磨き上げるときに使う油も、田野地区で収穫したひまわりから採れた油なんだそうですよ。なかなか根気のいる作業でしたが、だんだん光ってくると「おー!」と嬉しくなってきて頑張っちゃうんですよね。この土地の土に触れられるこちらのワークショップは続く14日(土)七井地区での「前・土祭」でも行われますので、まだ体験したことのない方はぜひ参加してみてください!

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「前・土祭」七井地区 10月14日(土) 14:00~20:00 │ 真岡鐵道 七井駅前
○ワークショップ 13:00~
・竹のとうろうづくり:会場に展示するとうろうを作ります(無料)。
・光る泥団子づくり:七井地区の土を使った泥団子が作れます(有料・予約可)

○演奏会 14:00~19:00
七井地区の伝統芸能の他に園児のお遊戯や中学生たちの演奏を行います。

○展示企画 14:00~20:00
地名の由来となった「七つの井」の資料などを展示します。

○夕焼けバー 14:00~20:00 (19:30ラストオーダー)
今年の前・土祭を締めくくる夕焼けバーです。心行くまでお楽しみください。

お問い合わせ|益子町産業建設部観光商工課土祭事務局
TEL:0285-72-8873 平日8:30-17:15 E-mail:info@hijisai.jp
ホームページ:http://hijisai.jp/

来年の「土祭」のまえに、今年も何かを感じてみませんか?真岡鐡道七井駅は里山リゾート益子舘の最寄り駅「益子駅」より1駅です。夕焼けバーのあとはゆっくり温泉で身体を温めてここちよい眠りを。
益子舘ではくつろぎの空間をご用意してお待ちしております。

投稿日:2017/10/02 カテゴリー:こんなとこましこ

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