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第100回を迎えた益子秋の陶器市は11月6日まで!
第100回を迎えた益子秋の陶器市は11月6日まで!
年に2回、益子の町が人であふれてしまうくらい賑わう陶器市が11月2日より開催されています。スタートから良いお天気に恵まれ、初日は平日にもかかわらず約45,000人、2日目は三連休初日とあって約56,000人というたくさんの人出がありました。今年最後の3連休に益子の町で運命の器との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか?
益子の陶器市は1966年(昭和41年)秋に、益子町17の窯元の当時20代から30代の若者が集まり企画され始まりました。初めはなかなか集客できずにいた陶器市も昭和48年ごろから徐々に来客数が増え、今では春秋合わせて60万人もの人出で賑わう大きなイベントとなりました。そのイベントも、益子のたくさんの人の力、そして全国から訪れるたくさんの方の力で、何と今回「100回目」を迎えられることとなりました。益子の陶器市は、販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売され、テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができます。陶器だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われる、益子の魅力がぎっしり詰まったとても大きなイベントです。
今回の陶器市は、なんと100回目を数える記念の陶器市。初日には「第100回益子陶器市記念セレモニー」も行われました。
セレモニーは益子で活躍する「天人疾風の会」の威勢の良い太鼓の演奏から始まり、益子町観光協会外池会長が「多くの方に支えられて100回を迎えた陶器市、これからも皆さまのお力をお借りして200回へと続けたい」とあいさつされました。「晴れ男(!?)」の益子町大塚朋之町長も「ぜひぜひ200回、300回と続くよう、みなさんに愛してもらえれば」と50年前から現在まで続く陶器市を支えてきた先人たちへの感謝とともにお話されました。100回ってすごいですよね。年に2回、それを50回続ける、大きなイベントにしていくって、本当にたくさんの人の力が必要です。作るひとも買うひとも、本当にたくさんの人が作ってきた「益子の陶器市」って一つの文化なのだなと思いました。益子舘女将も益子町観光協会副会長としてセレモニーの司会をさせていただきましたよ。
この日は益子町在住の高校生タレント井上咲楽(いのうえさくら)さんの益子町宣伝部長委嘱状交付式も行われました。今年の春に放送された益子を取り上げたテレビ東京の「アド街ック天国」に出演した井上咲楽さん。「宣伝部長のお話があるんじゃないの?」なんていう放送を見た益子町が、本当にそれを叶えてしまおうと依頼し、快く引き受けてくださったとのことです。咲楽さんは益子焼に合わせて「マグカップ」をイメージしたヘアスタイルで登場。衣装はモノづくりの町益子町在住だけあって、手作りでつくられたとのことでした。咲楽さんは「ひとつひとつのお店に細かいこだわりがあり、みなさんが気合いをいれて臨んでいるイベントなので、これからも長く続いて欲しい。私も大好きな益子町を盛り上げていけるように頑張っていきたい」と可愛らしい笑顔で挨拶していました。
セレモニーでは益子の陶器市100回記念の記念切手や手ぬぐいなど、記念グッズの発表や、あっという間に整理券が終了してしまった100回記念品である益子焼の配布などもあり、携わる人たちの喜びと感謝の気持ちがあふれる時間となりました。益子町には「益子焼を使おう」という条例も出来ました。これからもたくさんの人が益子の焼き物に触れ、たのしんでくれるといいですね。
セレモニーが進む会場の周りでは、例年と同じようにお気に入りを求めて歩くたくさんのお客様の姿がありました。お目当ての作家さんがいる人は、朝早くから真っ先のそのテントへ直行。整理券が配られているテントやお客様の長い列が出来ている姿などが見られ、あぁ、今年も陶器市が始まったなぁとなんだか感慨深くなってみたりして。私はまだまだ経験値が少ないですが、何回か足を運ぶと、「このあたりにはあの作家さんがいる」とか、「前回もここで見たな」とか、「あそこはいつもたくさんの人が並んでいるな」とか、陶器市の姿が見えてきます。作家さんのテントは、区画は同じでも場所が移動していることもあり、ひとつのテントを目指して行ったとしてもその途中で次々と新しい出会いがあったりしますし、去年と同じところにあるテントはなんだか「ただいま」感があったりします。去年と好みが変わっている自分と出会えたり、そんな内なる発見もあるのです。今回も訪れてみて、何度でも陶器市に訪れたいとたくさんの人が思うのは、馴染んでくる安心感と新しい発見が共存するイベントだからなのかなと感じました。
陶器市の良いところは、伝統的な益子焼から、シックでおしゃれな陶器、可愛らしものなどなど、たくさんの陶器と出会えるところ。セレモニーのあいさつでもありましたが、500ものお店が並ぶので、必ず自分好みの一品に出会えます。違う作家さんの器同士でも、自分好みのものを合わせていくと自分だけの世界観が出来上がっていくので面白いですよ。SNSで検索してみると、自分が手にした器を素敵にアレンジして使っている人の写真がみられたり、色々と参考になります。そんな楽しみ方も今の時代ならではかもしれませんね。
そして作家さんとのおしゃべりも、陶器市での楽しみ。何おしゃべりしたらいいんだろうって思っちゃう方は、まずは使い方を聞いてみるとか、全然関係ないお天気の話からはじめてみるとか。そんな小さな会話からどんどんインスピレーションが湧いて、目の前の器にいろいろな世界を感じられるかも。直感で選んだその器に自分だけのストーリーが生まれ、ますます愛着が湧いてくるはずです。
今回の取材の折りに私もいくつかお気に入りを見つけてしまいましたが、使うたびに作家さんご夫婦とのお話を思い出してほっこりしそうです。そんなエピソードも器に入れて持ち帰れるところが、陶器市のよいところかもしれません。
開催3日目の本日11月4日は100回記念のスピンアウト企画として「100回陶器市 夜の催し」として17時頃から20時頃城内坂近辺の各店が特別に延長営業するそうです。ちょうど今日は満月。雲が多くなってきてしまいましたが、綺麗な月夜になるかもしれない、夜の陶器市を楽しんでみてはいかがでしょうか?夜は冷え込むかもしれませんので上着も忘れずに!
そしてまだまだ明日、明後日と陶器市は6日(月)まで続きます。毎日使う、生活に密着した器。もしかしたら暮らしをガラッと変えちゃう素敵な器にであえるかもしれませんよ。私は新しく手にしたお茶碗で、新米を美味しくいただきたいと思います!
2017年11月2日(木)~6日(月)
益子町町内(城内坂・サヤド地区中心)
お問合せは陶器市実行委員会(益子町観光協会)TEL.0285(70)1120まで。
益子町観光協会ホームぺージ
http://www.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/index.shtml
投稿日:2017/11/04 カテゴリー:こんなとこましこ
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