益子舘

いちご王国
  • 日本のホテル・旅館100選
益子舘ニュース
空室検索

第102回益子秋の陶器市


第102回益子秋の陶器市が開催されました。

年に2回、陶芸の町益子が大きな賑わいを見せる陶器市。今回で102回目となる益子秋の陶器市が11月2日から5日までの4日間にわたり開催されました。
今回も4日間で18万5千人という多くの方が益子の町を訪れ、紅葉の始まる里山の風景を背景にたくさんの「お気に入り」と出会う4日間となりました。


004

春と秋の年二回行われる益子の陶器市は1966年(昭和41年)秋に、益子町17の窯元の当時20代から30代の若者が集まり企画され始まりました。初めはなかなか集客できずにいた陶器市も昭和48年ごろから徐々に来客数が増え、今では春秋合わせて60万人もの人出で賑わう大きなイベントとなりました。そのイベントも、益子のたくさんの人の力、そして全国から訪れるたくさんの方の力で、昨年の秋100回目を迎えました。
益子の陶器市は、販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品やアクセサリーまで販売され、テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができます。陶器だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われる、益子の魅力がぎっしり詰まったとても大きなイベントです。


009

秋晴れのいいお天気で始まった今回の陶器市。初日は平日にもかかわらず朝早くからたくさんのお客様で賑わっていました。

開催を楽しみにしている方も多く皆さん初日からお目当ての作家さんのテントに向かうので、11時過ぎにはもうほぼ完売のところもある盛況ぶり。「もう一枚セットで欲しいんだけど」というお客様に「先ほど売れてしまって」と告げる作家さんの声も聞こえてきます。

002

陶器市は会場も広く1日ですべてを見るのは難しいくらいたくさんのテントが並びます。「あとで買おう」と思っても戻ってくるころには売れてしまっていたり、たどり着けなかったりということもあるので、「これ欲しいな」に出会ったときの瞬発力は大事です。とはいえ、見ているとあれもこれも欲しくなってしまうので、実際に買おうと思う時は「今回はこういう器が欲しいな」をしっかりイメージしておくと探しやすいですよ。陶器市の前に食器棚を見渡してそろそろこういう器が欲しいなぁと考える時間も、陶器市を楽しむ時間になりますね。

003

近年の陶器市は、伝統的な益子焼はもちろんのこと、若い作家さんのテントも多くなり、装飾の少ないシンプルなものや可愛らしい絵柄のもの、カラフルなもの、器のほかにもアクセサリーなども並び、来場者も老若男女問わず幅広い層で賑わっています。

001

この陶器市、全会場歩いてまわれる距離内ではありますが、500の作家さんとそれに集まるたくさんのお客様のエネルギーに圧倒されとても一日ではまわり切れません。とてもいいお天気だったので、屋台で食べ物を買って城内坂の真ん中にある階段で一息つく姿や、益子メッセ・遺跡広場の芝生で休む人の姿も見られました。会場付近にはレストランやカフェもたくさんありますので、休憩をはさみつつゆっくりじっくり、気になるところを回るのがオススメ。余裕があれば何日間かに分けて会場をまわるのがいいですよ。

005

以前の陶器市で益子の大塚町長がお話されていましたが、益子の陶器市は「必ず自分好みの陶器に出会える陶器市」。伝統的な益子焼はもちろん、可愛らしいものから斬新なもの、シンプルなものやカラフルなもの、実にさまざまな陶器が並んでいます。器そのものの美しさはもちろんのこと、その器でどんな人とどんなお料理や飲み物でどんな時間を過ごしたいか、そんな風景が目の前に見えたらきっとそれが「あなたにぴったりの器」です。そんなお気に入りと出会いに益子に足を運んでみてください。次回の陶器市は来春の予定です。

010


【第102回 益子春の陶器市】
2018年11月2日(金)~11月5日(月)
開催場所:益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)
開催時間:9:00~17:00

お問合せは陶器市実行委員会(益子町観光協会)TEL.0285(70)1120まで
http://www.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/index.shtml

投稿日:2018/11/06 カテゴリー:こんなとこましこ

category

category

宿泊プラン一覧はこちら

益子舘の夢

益子舘の社員バンド Shine's

ギャラリーショップWAKU

森のエステFUWARI

里山の食卓 食事処

北関東自動車道開通でグッと近くなりました

益子舘へのアクセス

里山のたび

女将ブログ

動画でみる益子舘

人生に乾杯

関東やきものライナー

スタッフブログ

益子舘LINE