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1日だけの「前・土祭」が開催!


1日だけの「前・土祭」が開催!

2009年から始まった益子の土祭(ヒジサイ)。
3年に一度行われるこの「土祭」。次の開催は来年2018年を予定していますが、その前年にあたる今年2017年、益子・田野・七井の3地区でそれぞれ1日だけ「前・土祭」と称したお祭りが開催
その第一日目が土祭の舞台となる益子で行われました。


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土祭とは、2005年に作られた「ましこ再生計画」にもとづいて企画されました。総合プロデューサー故・馬場浩史さんによる「窯業と農業の町として、足元の土を<命を循環させるすべての原点>として捉え直し、感謝をし、そこから新しい暮らしのあり方を見出していこう」という主題のもと、2009年9月に第一回土祭が開催されました。古代の土や泥の呼び方のひとつ「ヒジ・ヒヂ」を用いて「土祭(ヒジサイ)」という名前が生まれたとのことです。開催は「新月」から「満月」まで。月の満ち欠けをもとに祭事や農業を行い暮らしを営んだ時代の、人々の知恵と暮らしの豊かさにもう一度思いをはせるために、この期間での開催になりました。(土祭 http://hijisai.jp/より)
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会場では来年行われる「土祭」本番に向けての準備がここでも始まります。子供たち対象で行われたワークショップ、実は来年秋の「土祭」本番を彩る大事な大事な作品なのです。そんな「土人形作り」と「土祭旗」を作るワークショップを体験してきましたよ。

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こちらは「土人形作り」
2009年に行われた初回の土祭から毎回作られている土人形は土祭のひとつのシンボルです。用意された板状の土を筒に巻き付け自立するようにくっつけていきます。砂遊びの砂とも、おもちゃのカラフルな粘土とも違う「土」の感触。ひんやりとしながらもなんだか温かい土の粘土にみんな夢中です。お腹の部分に「益子」のスタンプを押して、顔を書きます。「福」が来るような可愛い、やさしいお顔を描いてねーと言われ、みんな思い思いの顔を描いていました。この土人形は焼き上げられ、来年行われる「土祭」の時に飾られるそうです。いまのところ、一か所にまとめて飾られるのか、数か所に分かれるのかなどの詳細は決まっていないそうなのですが、自分が作った土人形、土祭が終わったあと頂けるそうです。作ったお子さんは絶対に探しに行かなくちゃ!来年の土祭本番の楽しみが出来ましたね!


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続いてこちらは泥染めで作る「土旗」作り
用意された布に色の違う土で絵を描いていきます。土が重なったところは最初に塗った色が出るということで、まずは絵を描いて、そしてその後は全面塗ってしまいます。それを少し乾かして水洗いすると、ほら、個性豊かな旗がたくさん出来上がりました。この日は夕焼けバーの屋台のところに飾られていたこの「土旗」。この旗も「土祭」という文字が描かれ、来年の土祭で使用されるそうです。これも各所回って自分で描いたものを探さなくちゃ!


このように、益子の「前・土祭」のワークショップでは、来年の「土祭」が楽しみになる陶芸の町「益子」ならではの体験がたくさんありました。土人形はどんなふうに焼きあがるのかな?土旗はどんなふうに飾られるのかな?自分が作ったの、わかるかな?子供の成長は早いですから、1年後に随分と懐かしく思うのかもしれません。来年の「土祭」本番、どんなことを感じられるのかとても楽しみです。

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秋晴れの気持ちの良いお天気の中、15時を過ぎると「前・土祭」の会場はだんだんと大人の雰囲気に変わっていきます。ステージは内町お囃子会の演奏から始まり、14時までは「土祭市場」としてパンやお菓子・地元のお野菜などを販売していたお店も「夕焼けバー」に交代。アルコールやお食事などのお店が集まり、会場にもろうそくの火が灯ります。暗くなるにつれてどんどん人も増えて賑わってきました。綺麗な夕焼けの中、会場全体が本当におしゃれなBarのように上質な雰囲気を醸し出します。

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この夕焼けバー、器は使い捨ての食器ではなく「益子焼」の器たち。使い捨ての器はこんな時は便利だけれど、でも実際に陶器の器を手にすると感覚が全然違います。食事や飲み物を楽しみながら、ゆっくり話そうか。そんな感じがするのです。全体で大きな一つのお店のような雰囲気が漂います。地域のお囃子や太々神楽、太鼓の音を聞きながら、ろうそくの明かりで美味しい食事を楽しむ。土地に受け継がれる文化や土地のものを愛で感謝しながら過ごす。今回味わったのはそんな「前・土祭」でした。この日は上弦の月から二日経った少し膨らんだ月。新月から満月という期間で行われる来秋の「土祭」ではどんな月が見られるのかと、とても楽しみです。

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この「前・土祭」。最後、3日目は10月14日(土)に七井地区(真岡鐡道七井駅前)で行われます。
会場に展示する「とうろうづくり」や益子でも体験した「光る泥団子づくり」のワークショップのほか、伝統芸能や子供たちの演奏、さらには夕焼けバーも行われます。


「光る泥団子づくり」のワークショップはこの地ならではの泥団子をつくるワークショップ。団子作りには益子地区で産出した灰白色の「新原土」や産出量が少なく貴重とされる薄ピンク色の「桜土」、七井地区の「黄土」などを使用。この地区ならではの「土」に触れることができます。磨き上げるときに使う油も、田野地区で収穫したひまわりから採れた油なんだそうですよ。なかなか根気のいる作業でしたが、だんだん光ってくると「おー!」と嬉しくなってきて頑張っちゃうんですよね。この土地の土に触れられるこちらのワークショップは続く14日(土)七井地区での「前・土祭」でも行われますので、まだ体験したことのない方はぜひ参加してみてください!

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「前・土祭」七井地区 10月14日(土) 14:00~20:00 │ 真岡鐵道 七井駅前
○ワークショップ 13:00~
・竹のとうろうづくり:会場に展示するとうろうを作ります(無料)。
・光る泥団子づくり:七井地区の土を使った泥団子が作れます(有料・予約可)

○演奏会 14:00~19:00
七井地区の伝統芸能の他に園児のお遊戯や中学生たちの演奏を行います。

○展示企画 14:00~20:00
地名の由来となった「七つの井」の資料などを展示します。

○夕焼けバー 14:00~20:00 (19:30ラストオーダー)
今年の前・土祭を締めくくる夕焼けバーです。心行くまでお楽しみください。

お問い合わせ|益子町産業建設部観光商工課土祭事務局
TEL:0285-72-8873 平日8:30-17:15 E-mail:info@hijisai.jp
ホームページ:http://hijisai.jp/

来年の「土祭」のまえに、今年も何かを感じてみませんか?真岡鐡道七井駅は里山リゾート益子舘の最寄り駅「益子駅」より1駅です。夕焼けバーのあとはゆっくり温泉で身体を温めてここちよい眠りを。
益子舘ではくつろぎの空間をご用意してお待ちしております。

投稿日:2017/10/02 カテゴリー:こんなとこましこ