益子舘

栃木本物の出会い
  • APAホテル
益子舘ニュース

露天風呂『月明かりの湯』改修工事完了のお知らせ


2016年9月より進めておりました露天風呂「月明かりの湯」の改修工事が完了し、2016年12月26日よりご入浴いただけるようになりました。

工事期間中にお越しいただいたお客様にはご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます。

新しく陶芸家・藤原郁三先生の陶彫「邪鬼」と寝湯枕が加わり手作りの温かみのある露天風呂として生まれ変わりました。よりリラックスできる空間になったかと存じます。

冷たい空気の中の冬の露天風呂はまた格別です。ぜひ益子舘自慢の露天風呂「月明かりの湯」で癒しの時をお過ごしくださいませ。

また、この度の工事で発見され、新たに滝の改修工事が必要となりました。滝の見える露天風呂としての再スタートが同時に切れない事は私共といたしましても大変残念な事ではございますが、新たに設置された陶芸家藤原郁三先生の邪鬼と檜の香り漂う癒しの湯として、皆様の日頃のお疲れをお流し頂けましたら幸いでございます。

何卒ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。

dsc_0041
 
●藤原郁三先生の邪鬼

藤原先生は、いつも蹴飛ばされ踏み潰され、いじめられていた邪鬼を陶彫作品として表舞台に出された方です。

「鬼はそと福はうち」という言葉にもある通り、確かに鬼は怖いとか悪者というイメージがあります。しかし良く考えてみれば、私たち人間の誰の心の中にも鬼はいるのではないでしょうか。そして人生の中において、時に鬼の役割を果たさなくてはならない場面があって、その人のために、あえて嫌われ者の鬼の役になるのです。でも実はその行為は愛情表現なのです。悪の道から善の道へと導く。幸せになる為に進むべき方向を示す溢れる愛そのものです。鬼は誰の心の中にもいる。そして心を砕き叱咤激励をし、実は心の中では泣いていたりするのかもしれません。すごいエネルギーですね。

私たちの人生は、喜怒哀楽。露天風呂の邪鬼を見たら、自分の心と向き合ってみて下さい。鬼がどんな風にみえますか?何とも愛らしく見えたり。深みを帯びた顔に見えたり。あの怖かった人に似ているな。色々なことを感じとって頂けるのではないでしょうか。

日々、怒っていたこと・イライラしていた・疲れていたことを思い出しつつ、この湯に浸かったならば、全てを笑いに変えて、日々のストレスも嫌なことも全てを流して下さい。藤原郁三先生によって表舞台に出現した邪鬼が皆様に幸せを運んでくれます。心身ともにリセットの場になればと思います。

ハンドパワーというものがあります。作り手の藤原郁三先生の深みのある魂や、内面世界が先生の手からこの邪鬼に注がれています。そのパワーを感じてみてください。

dsc_0023
 
●藤原郁三先生の益子焼の寝湯枕

益子焼の伝統的な釉薬『柿釉』にて焼いていただきました。
藤原先生も枕を創るのは初の試みだったそうです。頭の形にえぐりを付けています。

心地よく寝湯をお楽しみ頂けましたら嬉しく思います。

 

女将 高橋美江

投稿日:2016/12/25 カテゴリー:益子舘ニュース